名古屋市の
養護学校の59
歳の
男性教諭が、
障害が
ある生徒数人に「あほ」とか「でぶ」
などの
暴言を
繰り返し、
プラスチック製のバットで
床をたたいて
威嚇するなどしていたことがわかり、
教育委員会は、
事実を
確認したうえで
厳正に
対処するとしています。
教諭が
生徒への
暴言などを
繰り返していたのは、
名古屋市天白区の
市立天白養護学校で、
教育委員会や
学校によりますと、59
歳の
男性教諭が
去年4月ごろからことし
2月にかけて、
障害が
ある高等部の
生徒数人に対して、「あほ」とか「でぶ」などの
暴言を
繰り返していた
ほか、
プラスチック製のバットで
床をたたいて
威嚇するなどしていたということです。
男性教諭は、教育委員会や学校側の聞き取りに対して事実関係を認めたうえで、「生徒の体を引っ張ったり蹴ったりした」とも話しているということです。
櫻井孝司校長は、NHKの取材に対し「いちばん安全な学校の中でこのようなことが起き、子どもや保護者に心からおわびしたい」と話しています。
市の教育委員会は、事実確認を行ったうえで厳正に対処するとしています。
河村市長「処分をきちんと検討」
名古屋市の河村市長は、NHKの取材に対し「そのような事案があったことは把握していて、事実確認をしなければいけないと何度か言っていた。けしからんことだと思うし、処分についてもきちんと検討していきたい」と述べました。