イギリスの
教育専門誌が
発表した
世界の
大学ランキングで、
中国の
大学が
アジアで
初めて首位になりました。
上位200
校の
中でも中国が
アジアで
最も多くなり、
日本の
大学との
差が
目立つ結果になりました。イギリスの
教育専門誌、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は、
研究内容や
論文の
引用回数など13の
指標をもとに
毎年、
世界の
大学ランキングを
発表しています。
26日に発表されたことしのランキングでは、中国の清華大学が22位になり、アジアでは去年の首位だったシンガポール国立大学を抜いて中国の大学として初めて首位になりました。
世界の上位200校の中でも、中国はアジアで最も多い7校が入りました。
一方、日本の大学では東京大学の42位が最高で、次いで京都大学が65位でした。
日本の大学で上位200校に入ったのはこの2校だけで、中国との差が目立つ結果になりました。
今回の結果について、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は「中国の大学は教育環境や研究の分野で高い評価を得たことがランキングの上昇につながった」とその躍進ぶりを分析しています。
ランキング1位は、去年に続いてイギリスのオックスフォード大学でした。