プロ野球 巨人でリリーフとして
活躍し、
9年連続で60
試合以上に
登板したプロ
野球記録をもつ
山口鉄也投手が
今シーズンかぎりで
現役を
引退することになりました。
山口投手は
横浜市出身の34
歳。
横浜商業から大リーグ・ダイヤモンドバックス傘下のルーキーリーグのチームを経て、平成18年に巨人に育成選手として入団しました。
左からの150キロ近い速球と鋭いスライダーを持ち味に2年目に支配下選手登録されて中継ぎとして活躍し、3年目には11勝2敗2セーブ、23ホールドの好成績で育成選手出身として初めての新人王に輝きました。
この年から9年連続で60試合以上に登板するプロ野球記録をマークし、最優秀中継ぎ投手にも3回選ばれるなど、プロ野球界屈指の左の中継ぎとしてチームの2回の日本一と6回のリーグ優勝に大きく貢献しました。
日本代表でも2009年のWBC=ワールドベースボールクラシックで日本の大会連覇に貢献するなど活躍を続けましたが、今シーズンは左肩のけがなどの影響で1軍での登板機会がなく、今シーズンかぎりでの現役引退の意向を固めたということです。
山口投手は近く記者会見を開き、正式に現役引退を表明する予定です。