日本新聞: インドネシア地震被害は150キロ帯状に専門家が解析

インドネシア地震じしん被害ひがいは150キロ帯状おびじょうに専門せんもん家かが解析かいせき

Oct 7, 2018 16:10

Furigana

インドネシアのスラウェシ島とうで発生はっせいした地震じしんの被害ひがいについて、専門せんもん家かが衛星えいせいのデータを使つかって解析かいせきしたところ、被害ひがいの大おおきいエリアは、沿岸えんがんの都市としパルを中心ちゅうしんに南北なんぼくおよそ150キロにわたって帯状おびじょうに広ひろがっているとみられることがわかりました。山口やまぐち大学だいがく応用おうよう衛星えいせいリモートセンシング研究けんきゅうセンターの長井ながい正彦まさひこ副ふくセンター長ちょうらの研究けんきゅうグループは、先月せんげつ28日にちに発生はっせいしたインドネシアのスラウェシ島とう中部ちゅうぶの地震じしんの被害ひがいの広ひろがりについて、地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせい「だいち２に号ごう」が地震じしんの前まえと後ごに観測かんそくしたデータを使つかって解析かいせきしました。

解析かいせきはおよそ50ｍめ-とる四方しほうごとに観測かんそくされたデータを基もとに行おこなわれ、地表ちひょうの変形へんけいが地震じしんの後のちで大おおきくなるにつれ赤色あかいろで示しめされています。