台風10
号の
大雨によって、
宮崎県椎葉村で1
人が
死亡し、3
人が
行方不明となっている
土砂崩れの
発生から3
週間に
なるのを
前に、
村の
消防団による
捜索は25
日でいったん
終了する
予定で、
現場では
手がかりを
求めて
捜索が
続けられています。
台風10号が接近していた今月6日に発生したとみられる土砂崩れでは、建設会社の事務所などが押し流され、
▽事務所で待機していた専務の相生泰孝さん(39)
ベトナム人技能実習生の
▽チャン・コン・ロンさん(23)
▽グエン・ヒュー・トアンさん(22)
それに、
▽隣接する自宅にいた相生さんの母の勝子さん(68)の、
4人の行方が分からなくなりました。
今月17日に、下流におよそ3キロ離れた川岸の土砂の中から、トアンさんが遺体で見つかり、その後も村の消防団や建設業者のボランティアなどが19日間、休みなしで捜索を続けてきましたが、今も残る3人の行方は分かっていません。
椎葉村では消防団による捜索は25日でいったん終えることにしていて、25日の朝は消防団員のメンバー10人ほどが、下流の川やダム湖にボートを出すなどして懸命に手がかりを探していました。
村によりますと26日以降は、川の水の濁りがとれた時などに随時、捜索を行う予定だということです。