河野沖縄・
北方担当大臣は、
北海道根室市の
納沙布岬から
北方領土を
視察したあと、
記者団に対し、
若い世代にも
領土問題に
関心を
持ってもらうため、SNSを
活用した
啓発活動を
強化して
いく考えを
示しました。
就任後初めて北海道を訪れている、河野沖縄・北方担当大臣は、根室市の納沙布岬から、およそ4キロ沖合にある歯舞群島の貝殻島を視察したほか、近くにある北方領土に関する資料館で、担当者から領土問題の歴史などについて説明を受けました。
このあと河野大臣は、記者団に対し、「北方領土問題に詳しくない若い世代が増えてきている。SNSなど新しいメディアも発達してきているので、いろんなことができるのではないか」と述べ、若い世代にも領土問題に関心を持ってもらうため、SNSを活用した啓発活動を強化していく考えを示しました。
また河野大臣は、新型コロナウイルスの感染拡大で、元島民らが北方領土を訪問する今年度の「ビザなし交流」などが中止になったことから、今後の状況に応じて速やかに再開できるよう準備を進めていく考えを示しました。