巨人
巨人は19人を指名しました。
1位:平内龍太(投手・亜細亜大)
2位:山崎伊織(投手・東海大)
3位:中山礼都(内野手・中京大中京高)
4位:伊藤優輔(投手・三菱パワー)
5位:秋広優人(内野手・二松学舎大付属高)
6位:山本一輝(投手・中京大)
7位:萩原哲(捕手・創価大)
育成1位:岡本大翔(内野手・米子東高)
育成2位:喜多隆介(捕手・京都先端科学大)
育成3位:笠島尚樹(投手・敦賀気比高)
育成4位:木下幹也(投手・横浜高)
育成5位:前田研輝(捕手・駒沢大)
育成6位:坂本勇人(捕手・唐津商高)
育成7位:戸田懐生(投手・徳島インディゴソックス)
育成8位:阿部剣友(投手・札幌大谷高)
育成9位:奈良木陸(投手・筑波大)
育成10位:山崎友輔(投手・福山大)
育成11位:保科広一(外野手・創価大)
育成12位:加藤廉(内野手・東海大海洋学部)
2位で指名された東海大の山崎伊織投手は最速153キロのストレートと多彩な変化球を持つ右ピッチャーです。
兵庫の明石商業では3年春のセンバツ大会でベスト8進出を果たし、東海大では2年春のリーグ戦から登板しました。3年生の時には春と秋のリーグ戦で最高殊勲選手に選ばれたほか、大学日本代表のメンバーに入りましたが、ことし春に「トミー・ジョン手術」と呼ばれる右ひじのじん帯の修復手術を受け今シーズンは実戦登板が1回もありませんでした。それでもプロ野球のスカウトからはこれまでの実績と将来性が評価されていました。
育成ドラフト6位で指名された佐賀・唐津商業の坂本勇人選手は、巨人でキャプテンを務める坂本勇人選手と同姓同名です。
坂本選手は唐津市浜玉町出身でポジションはキャッチャーです。
中日
中日は9人を指名しました。
1位:高橋宏斗(投手・中京大中京高)
2位:森博人(投手・日体大)
3位:土田龍空(内野手・近江高)
4位:福島章太(投手・倉敷工高)
5位:加藤翼(投手・帝京大可児高)
6位:三好大倫(外野手・JFE西日本)
育成1位:近藤廉(投手・札幌学院大)
育成2位:上田洸太朗(投手・享栄高)
育成3位:松木平優太(投手・精華高)
2位で指名された日体大の森投手はスリークオーターから最速155キロのストレートを投げ込む右ピッチャーです。愛知の豊川高校では甲子園に出場できませんでしたが、日体大に進み1年春からベンチに入りました。
カーブやスライダーそれにカットボールといった変化球にも磨きをかけ、ことし秋のリーグ戦では、3試合19回を投げて防御率0.47の好成績で、チームを5季ぶりのリーグ優勝に導きプロ野球のスカウトから高く評価されていました。
阪神
阪神は9人を指名しました。
1位:佐藤輝明(内野手・近畿大)
2位:伊藤将司(投手・JR東日本)
3位:佐藤蓮(投手・上武大)
4位:榮枝裕貴(捕手・立命館大)
5位:村上頌樹(投手・東洋大)
6位:中野拓夢(内野手・三菱自動車岡崎)
7位:高寺望夢(内野手・上田西高)
8位:石井大智(投手・高知ファイティングドッグス)
育成1位:岩田将貴(投手・九州産業大)
2位で指名されたJR東日本の伊藤将司投手は、最速146キロのストレートと変化球を織り交ぜた巧みなピッチングが持ち味の左ピッチャーです。
伊藤投手は横浜高校時代に2年の夏と3年の春に甲子園を経験したあと、千葉県の国際武道大学に進み大学日本代表に選ばれました。
JR東日本ではエースとして今月5日に行われた都市対抗野球の東京地区予選の代表決定戦でNTT東日本を相手に先発し、ヒット1本に抑え完封勝利をあげました。
DeNA
DeNAは8人を指名しました。
1位:入江大生(投手・明治大)
2位:牧秀悟(内野手・中央大)
3位:松本隆之介(投手・横浜高)
4位:小深田大地(内野手・履正社高)
5位:池谷蒼大(投手・ヤマハ)
6位:高田琢登(投手・静岡商高)
育成1位:石川達也(投手・法政大)
育成2位:加藤大(投手・横浜隼人高)
2位で指名された中央大の牧選手は勝負強いバッティングと長打力が魅力の右投げ右打ちの内野手です。長野の松本第一高校では甲子園出場の経験はありませんが、中央大に進み、3年春のリーグ戦では打率4割をマークして首位打者を獲得しました。
また3年生で大学日本代表に選ばれて4番を任されるなど大舞台での経験も豊富で、広角に打ち分けるバッティング技術もプロ野球のスカウトから高く評価されていました。
広島
広島は7人を指名しました。
1位:栗林良吏(投手・トヨタ自動車)
2位:森浦大輔(投手・天理大)
3位:大道温貴(投手・八戸学院大)
4位:小林樹斗(投手・智弁和歌山高)
5位:行木俊(投手・徳島インディゴソックス)
6位:矢野雅哉(内野手・亜細亜大)
育成1位:二俣翔一(捕手・磐田東高)
2位で指名された天理大の森浦大輔投手は、和歌山県出身の22歳。スリークオーターから最速148キロを記録する速球に加え、巧みなコントロールと緩急で打ち取る左ピッチャーです。天理高校から天理大に進み、大学では1年生から登板機会を得ると春のリーグ戦でいきなりMVPを獲得するなどの活躍し、大学3年生の時には日本代表候補にも選ばれました。
ヤクルト
ヤクルトは10人を指名しました。
1位:木澤尚文(投手・慶応大)
2位:山野太一(投手・東北福祉大)
3位:内山壮真(捕手・星稜高)
4位:元山飛優(内野手・東北福祉大)
5位:並木秀尊(外野手・獨協大)
6位:嘉手苅浩太(投手・日本航空石川高)
育成1位:下慎之介(投手・高崎健康福祉大高崎高)
育成2位:赤羽由紘(内野手・信濃グランセローズ)
育成3位:松井聖(捕手・信濃グランセローズ)
育成4位:丸山翔大(投手・西日本工業大)
2位で指名された東北福祉大の山野太一投手は、身長1メートル72センチと比較的小柄ですが、ゆったりとしたフォームから投げ込む最速149キロのストレートとキレのあるスライダーが持ち味の左ピッチャーです。
高校3年の夏には、山口の高川学園のエースとしてチームを夏の甲子園初出場に導きました。東北福祉大では、1年生の時から主に先発として登板し、3年生では春から秋にかけて公式戦で70イニング連続無失点という活躍を見せました。
また仙台六大学野球リーグでは、1年の春から負けなしの22連勝と圧倒的な成績を残しました。
ソフトバンク
ソフトバンクは13人を指名しました。
1位:井上朋也(内野手・花咲徳栄高)
2位:笹川吉康(外野手・横浜商高)
3位:牧原巧汰(捕手・日大藤沢高)
4位:川原田純平(内野手・青森山田高)
5位:田上奏大(投手・履正社高)
育成1位:佐藤宏樹(投手・慶応大)
育成2位:中道佑哉(投手・八戸学院大)
育成3位:桑原秀侍(投手・神村学園高)
育成4位:早真之介(外野手・京都国際高)
育成5位:緒方理貢(内野手・駒沢大)
育成6位:居谷匠真(捕手・明豊高)
育成7位:大城真乃(宜野座高)
育成8位:中村亮太(投手・東京農大北海道オホーツク)
ロッテ
ロッテは9人を指名しました。
1位:鈴木昭汰(投手・法政大)
2位:中森俊介(投手・明石商高)
3位:小川龍成(内野手・国学院大)
4位:河村説人(投手・星槎道都大)
5位:西川僚祐(外野手・東海大相模高)
育成1位:谷川唯人(捕手・立正大淞南高)
育成2位:小沼健太(投手・茨城アストロプラネッツ)
育成3位:山本大斗(外野手・開星高)
育成4位:佐藤奨真(投手・専修大)
2位で指名された兵庫・明石商業の中森俊介投手は兵庫県出身の18歳。高校屈指の右ピッチャーで、身長1メートル82センチ、体重87キロの体格から投げるストレートは最速151キロをマークし、スライダーやチェンジアップ、それにフォークボールなど変化球の精度の高さも光ります。1年夏から甲子園に出場し、2年生の時にはエースとしてチームの春夏連続ベスト4に貢献するなど大舞台での経験も豊富です。
西武
西武は12人を指名しました。
1位:渡部健人(内野手・桐蔭横浜大)
2位:佐々木健(投手・NTT東日本)
3位:山村崇嘉(内野手・東海大相模高)
4位:若林楽人(外野手・駒沢大)
5位:大曲錬(投手・福岡大)
6位:タイシンガーブランドン大河。(東京農大北海道オホーツク)
7位:仲三河優太(外野手・大阪桐蔭高)
育成1位:赤上優人(投手・東北公益文科大)
育成2位:長谷川信哉(外野手・敦賀気比高)
育成3位:宮本ジョセフ拳(外野手・名古屋学院大)
育成4位:豆田泰志(投手・浦和実業高)
育成5位:水上由伸(投手・四国学院大)
2位で指名されたNTT東日本の佐々木健投手は、緩急を使ったピッチングが持ち味の左ピッチャーです。青森の木造高校から岩手の富士大学を経て社会人野球のNTT東日本に進みました。
入社1年目から先発を任されるなど順調に成長してストレートの最速を152キロまで伸ばし、即戦力の本格派としてプロ野球のスカウトから高く評価されていました。
楽天
楽天は7人を指名しました。
1位:早川隆久(投手・早稲田大)
2位:高田孝一(投手・法政大)
3位:藤井聖(投手・ENEOS)
4位:内間拓馬(投手・亜細亜大)
5位:入江大樹(内野手・仙台育英高)
6位:内星龍(投手・履正社高)
育成1位:石田駿(投手・栃木ゴールデンブレーブス)
2位で指名された法政大の高田孝一投手は、身長1メートル83センチ、体重92キロのがっちりした体格から投げ込む最速155キロの力のあるストレートが持ち味の右ピッチャーです。神奈川の平塚学園では甲子園に出場できませんでしたが、法政大に進んで2年春からリーグ戦でマウンドに上がり、大学日本代表にも選ばれました。
ことしはチームの主力ピッチャーとして春のリーグ戦の優勝に貢献したほか、秋のリーグ戦でも強気のピッチングを見せ、プロ野球のスカウトの評価を上げていました。
日本ハム
日本ハムは8人を指名しました。
1位:伊藤大海(投手・苫小牧駒沢大)
2位:五十幡亮汰(外野手・中央大)
3位:古川裕大(捕手・上武大)
4位:細川凌平(内野手・智弁和歌山高)
5位:根本悠楓(投手・苫小牧中央高)
6位:今川優馬(外野手・JFE東日本)
育成1位:松本遼大(投手・花巻東高)
育成2位:齊藤伸治(投手・東京情報大)
2位で指名された中央大の五十幡選手は俊足巧打に強肩が持ち味の右投げ左打ちの外野手です。中学3年の時に全国中学校体育大会の陸上男子100メートルと200メートルで、今の100メートルの日本記録保持者サニブラウン アブデル・ハキーム選手に勝って優勝し、「サニブラウンに勝った男」として知られています。
栃木・佐野日大高校では甲子園に出場できませんでしたが、中央大に進んでからは1年春からリーグ戦に出場し、3年秋にはリーグ戦の優勝も経験しました。
アマチュア球界屈指の「いだてん」としてプロ野球のスカウトから高く評価されていました。
オリックス
オリックスは12人を指名しました。
1位:山下舜平大(投手・福岡大大濠高)
2位:元謙太(外野手・中京高)
3位:来田涼斗(外野手・明石商高)
4位:中川颯(投手・立教大)
5位:中川拓真(捕手・豊橋中央高)
6位:阿部翔太(投手・日本生命)
育成1位:川瀬堅斗(投手・大分商高)
育成2位:辻垣高良(投手・松韻学園福島高)
育成3位:宇田川優希(投手・仙台大)
育成4位:釣寿生(捕手・京都国際高)
育成5位:佐野如一(外野手・仙台大)
育成6位:古長拓(内野手・福島レッドホープス)
2位で指名された岐阜・中京高校の元謙太選手は、身長1メートル86センチの恵まれた体格を生かした力強いバッティングが持ち味の右投げ右打ちの野手です。
2年生で出場した去年夏の甲子園の準々決勝、栃木・作新学院戦では、逆転満塁ホームランを打って、チーム初のベスト4進出に貢献するなど、勝負強さも魅力です。
ピッチャーとしても140キロを超える速球を投げる肩の強さも併せ持ち、将来性豊かな選手として注目されていました。