東京に
ある中国大使館は、
日本から
中国に
渡航する
全員に対し、
新型コロナウイルスのPCR
検査に
加え、
抗体検査でも
陰性であることを
義務づけると
通知しました。
中国は同様の措置を各国で始めていて、ヨーロッパで感染が急速に拡大していることを受けて入国時の検査を一段と強化したとみられます。東京にある中国大使館は3日までに通知を出し、日本から中国に渡航する乗客については、今月8日から国籍を問わず全員に対し出発の2日以内に新型コロナウイルスのPCR検査と抗体検査の2種類の検査を受け、いずれも陰性であることを義務づけるとしています。
日本から中国に渡航する乗客については、ことし9月から搭乗の3日以内のPCR検査で陰性であることを義務づけていましたが、入国時の検査を一段と強化した形です。
中国政府は同様の措置を先週以降各国に通知を始めていて、ヨーロッパで感染が急速に拡大していることを受けた措置とみられます。
中国は新型コロナウイルスの国内での感染を基本的に抑え込んでいるとしていますが、先月下旬から新疆ウイグル自治区で集団感染が見つかるなどしていて国内でのウイルスの再拡大に神経をとがらせています。