▽志摩ノ海に十両の千代ノ皇は志摩ノ海が押し出し。
▽千代翔馬に新入幕の天空海は千代翔馬が下手投げ。
▽千代大龍に琴ノ若は琴ノ若が肩透かし。
▽千代の国に逸ノ城は千代の国が押し出し。
▽豊昇龍に魁聖は豊昇龍が下手投げで勝ちました。
▽豊山に炎鵬は豊山が押し倒し。
▽佐田の海に明生は明生が押し出し。
▽竜電に琴恵光は琴恵光が掛け投げ。
▽徳勝龍に照強は徳勝龍が押し倒し。
▽碧山に遠藤は遠藤が押し出しで勝ちました。
▽栃ノ心に玉鷲は玉鷲が押し出し。
▽宝富士に琴勝峰は宝富士が押し倒し。
▽北勝富士に妙義龍は北勝富士が押し出し。
▽翔猿に隠岐の海は隠岐の海が押し出し。
▽三役に復帰した小結 照ノ富士に輝は照ノ富士が寄り切り。
▽大栄翔に新関脇 隆の勝は、大栄翔が突き落とし。
▽関脇 御嶽海に阿武咲は、御嶽海が物言いがつく際どい相撲を制して寄り切り。
▽新大関 正代に前頭筆頭の若隆景は、正代も物言いがつく相撲を制し、突き落としで勝ちました。
▽霧馬山に大関 朝乃山は朝乃山が寄り切り。
▽大関 貴景勝に三役に復帰した小結・高安は貴景勝が押し出しで勝ちました。
休場の横綱 鶴竜 「腰椎すべり症」と診断
初日を迎えた大相撲11月場所を休場し、3場所連続休場となった横綱 鶴竜について、日本相撲協会は腰のけがで休場が必要と診断されたことを公表しました。
横綱 鶴竜はことし7月場所を右ひじ、9月の秋場所を腰のけがで休場していて、東京・両国の国技館で8日に初日を迎えた11月場所も3場所連続で18回目の休場を届けていました。
日本相撲協会は、鶴竜が今月4日に国技館内の相撲診療所で診察を受けた結果、「腰椎すべり症」で腰痛が悪化し、11月場所の休場が必要とする診断書を8日、公表しました。
国技館で初日を迎えた今場所は、横綱 白鵬もことし8月に右ひざの手術を受けた影響で休場していて初日から横綱不在となっています。
相撲協会によりますと、番付に2人以上の横綱がいて、その全員が2場所連続で初日から休場するのは史上初めてです。
日本相撲協会 八角理事長「横綱の土俵入りをファンに見せたい」
白鵬と鶴竜の両横綱が休場し、2場所連続横綱不在で初日を迎えたことについて、日本相撲協会の八角理事長は、「横綱の土俵入りをファンに見せたいという思いがある。次の場所には出るようにしてほしい。けがを治して相撲が取れる状態に持っていくことが横綱としての責任だ」と話しました。
また、物言いがつく際どい相撲となりながらも、新大関として初白星を挙げた正代については、「最初の取組なので硬くなる。関脇と大関では責任が違うし、勝たないといけないという気持ちが強かったんだと思う。きょうのような勝ちがたまにあるのはしかたないが、もう少し前に出る安定感がほしい」と指摘したうえで、3人の大関がそろって白星スタートを切ったことについては、「内容はいろいろあるが、勝ったことは大きい」と話していました。