点検では、付属のひもを引っ張ったり、本体のボタンを押したりして音が出るかを確認し、異常が無くても設置から10年を目安に交換することが大切だということです。
一方、ことしは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、住宅を訪問して対面で呼びかけることが難しくなっています。このため東京消防庁は、ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」で作った「ボウサイ島」という島の中でも周知に力を入れることにしています。
この中で、東京消防庁の消防副士長で「あつお君」というキャラクターは、「点検で音が鳴っても消防車は来ないのでみんなもやってみてね!」などと呼びかけていました。
東京消防庁・防災安全課の※くし谷修央消防司令補は、「ゲームを使っての発信は、お子さんでもわかる簡単な内容を心がけているので、親子でも話をしてほしいです」と話していました。
秋の火災予防運動は、今月15日までです。
※「くし」は「木」篇に「節」
「ボウサイ島」を取材
今回は、NHKの藤島新也記者が自分の分身となるキャラクター「しんや君」を使って、ゲームの中で「あつお君」に話を聞きました。東京消防庁の「ボウサイ島」に取材が入るのは今回が初めてです。
東京消防庁が活用しているのはニンテンドースイッチのゲーム「あつまれ どうぶつの森」で、無人島に移住したプレーヤーが島を自由にデザインできるのが特徴で、新型コロナウイルスの感染拡大で室内で過ごすことが多くなったこともあり、全国的に大ヒットしています。
東京消防庁は、島を「ボウサイ島」と名付け、そこで暮らすキャラクターを消防副士長の「あつお君」としてさまざまな防災上の注意点を呼びかけています。ことし7月以降、こうした動画がSNSに投稿されると多くの反響を呼びました。
火災予防運動では、住宅用火災警報器の点検と交換を進めることが重点目標となっているため、点検方法を尋ねると、「あつお君」は、「点検仕方はとってもカンタン!ひもを引くか、ボタンを押すだけ!『ピーピー!』とか『火事です!』とか正常なら音で教えてくれます。点検しても消防車は来ないからみんなもやってみてね!また、設置してから10年たったら交換をお願いします!もし交換しないと電池があっても火災を感知できなくなるかも!」と呼びかけていました。
また、ことし7月から続けている広報活動への思いをたずねると、「はじめは、この島に配属されてとてもびっくりしました!でも、少しでも皆さんの安全安心につながればと思ってやっています。これからも防災に関心をもって実際の行動や、防災対策につなげてほしいです!」と答えてくれました。