現職と
新人の2
人の
争いとなった
栃木県知事選挙は、15
日投票が
行われ、
現職の
福田富一氏が5
回目の
当選を
確実にしました。
栃木県知事選挙の
投票は、
午後8
時までに
締め切られ、
早いところではすでに
開票が
始まっています。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や、15日投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では自民・公明両党の地方組織が推薦する現職の福田氏が、新人の田野辺隆男氏を引き離して極めて優勢です。
また、14日までに期日前投票をした人を対象に行った出口調査でも、福田氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、福田氏の5回目の当選が確実になりました。
福田氏は、栃木県日光市出身の67歳。栃木県議会議員や宇都宮市長を経て、平成16年の知事選挙で初当選しました。
選挙戦で、福田氏は、新型コロナウイルスの検査・医療体制の拡充や大規模災害に備えた防災力の強化などを訴えました。
そして、自民党と公明党の支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層にも支持を広げ、5回目の当選を確実にしました。