25
日に
行われた
プロ野球のドラフト
会議で、
日本ハムから
1位で
指名された
秋田の
金足農業の
吉田輝星投手が
球団から
指名のあいさつを
受け、「プロに
入ったら
自分自身の
考えを
持って
努力して
成功をつかみとりたい」と
抱負を
語りました。
吉田投手は、
最速152
キロの
速球が
持ち味の
右の
本格派ピッチャーで、25
日のドラフト
会議で
日本ハムから
1位で
指名されました。
吉田投手は26日、秋田市の学校で日本ハムの栗山英樹監督や担当スカウトなどから指名のあいさつを受け、はじめに吉田投手と栗山監督ががっちりと握手を交わしました。
球団によりますと、会談はおよそ15分間行われ、栗山監督は、吉田投手を名前の「輝星」と呼び、チームの育成方針などを説明したということです。
栗山監督は「最初の印象はさわやかで人間的にも魅力があり、名前のとおり輝いていた。すぐにチームの軸になってくれると思うが、それと同時にプロの世界で長くマウンドに上り続け、多くの人が見てみたいと思うピッチャーになると信じている」と話していました。
吉田投手は「栗山監督に会って実感がわいてきた。札幌に行くのがさらに楽しみになった。栗山監督の『努力が大事だ』という言葉が印象に残った。努力して成功をつかみとりたい」と話していました。
地元では喜びの声
吉田投手の地元・秋田では、喜びの声が多く聞かれました。
このうち、吉田投手の自宅がある潟上市ではプロでの活躍に期待する声が相次ぎ、68歳の男性は「もともと巨人ファンだったが、吉田投手が行く以上、きょうから日本ハムのファンになります」と話していました。
また、84歳の男性は「吉田投手の祖父と同じ職場で働いていたので、吉田投手は中学のころから知っていた。これからも応援を続けるので、プロで活躍してほしい」と話していました。
このほか、金足農業のチームカラー、紫色のアクセサリーを身につけた女性もいて、「プロにいっても金足農業で培った雑草魂を忘れずに頑張ってほしい。吉田投手をきっかけに日本ハムのファンになったので注目していきたい」と話していました。