Báo tiếng Nhật: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（10月9日の動き）

【随時ずいじ更新こうしん】ロシアウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう（10月つき9日にちの動うごき）

Oct 9, 2022 12:10 2

Furigana

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる9日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

キーウには橋はしの爆発ばくはつをモチーフにした大おおきな絵え

ウクライナの首都しゅとキーウ中心ちゅうしん部ぶには橋はしの爆発ばくはつをモチーフにした大おおきな絵えが掲かかげられていて、市民しみんが笑顔えがおで記念きねん撮影さつえいをする姿すがたが見みられました。

20代だいの男性だんせいは、「私わたしたちウクライナ人じんは、皆みなこの瞬間しゅんかんを待まっていたと思おもう。　これはロシアに勝かつための大おおきな一いち歩ほだ」と話はなしていました。

プーチン大統領だいとうりょうミシュスチン首相しゅしょうに原因げんいん究明きゅうめい急いそぐよう指示しじ

ロシアが8年ねん前まえ、一方いっぽう的てきに併合へいごうしたウクライナ南部なんぶのクリミアと、ロシア南部なんぶを結むすぶ唯一ゆいいつの橋はしで8日にち、爆発ばくはつとともに大おおきな火災かさいが起おき、橋はしの一部いちぶが崩落ほうらくしたことについて、ロシアの治安ちあん機関きかんなどでつくる「国家こっか反はんテロ委員いいん会かい」は、「橋はしの自動車じどうしゃ道路どうろでトラックが爆発ばくはつし、近ちかくを走行そうこうしていた列車れっしゃが運搬うんぱんしていた燃料ねんりょうタンクに引火いんかした」と発表はっぴょうし、ロシアで重大じゅうだい事件じけんを扱あつかう連邦れんぽう捜査そうさ委員いいん会かいは、現場げんば近ちかくで3人にんの死亡しぼうが確認かくにんされたとしています。

プーチン大統領だいとうりょうは、ミシュスチン首相しゅしょうに対にたいし、政府せいふ委員いいん会かいを設置せっちして原因げんいん究明きゅうめいを急いそぐよう指示しじしていて、プーチン政権せいけんの今後こんごの出方でかたが焦点しょうてんとなります。

ゼレンスキー大統領だいとうりょう橋はしの爆発ばくはつに言及げんきゅうせず「未来みらいは晴はれている」

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは8日にち、SNSに投稿とうこうした動画どうがで、南部なんぶクリミアとロシアをつなぐ橋はしでおきた爆発ばくはつと火災かさいについて直接ちょくせつ的てきには言及げんきゅうしなかったものの「われわれの未来みらいは晴はれている。それはウクライナ全土ぜんど、特とくにクリミアで占領せんりょう者しゃのいない未来みらいだ」と述のべ、改あらためてクリミアの奪還だっかんに意欲いよくを示しめしました。

ザポリージャ原発げんぱつ砲撃ほうげきで再ふたたび外部がいぶ電源でんげん失うしなう

IAEA＝国際こくさい原子力げんしりょく機関きかんが発表はっぴょうした声明せいめいによりますと、ザポリージャ原発げんぱつにつながる送電そうでん線せんが砲撃ほうげきによって損傷そんしょうし、8日にち、外部がいぶからの電力でんりょく供給きょうきゅうが失うしなわれたということです。

これを受うけ原発げんぱつでは非ひ常用じょうようの発電はつでん機きを稼働かどうさせ、冷却れいきゃく機能きのうを維持いじしているほか、損傷そんしょうした送電そうでん線せんの復旧ふっきゅう作業さぎょうも始はじまっているということで、現時点げんじてんで安全あんぜんに問題もんだいはないということです。

現在げんざい、ロシア軍ぐんが占拠せんきょしているザポリージャ原発げんぱつは、これまでも相次あいつぐ砲撃ほうげきによって一時いちじ的てきに外部がいぶ電源でんげんを失うしなうなど安全あんぜん性せいへの懸念けねんが広ひろがっています。

IAEAのグロッシ事務じむ局長きょくちょうは声明せいめいで、近ちかくロシアを訪問ほうもんし、原発げんぱつの周辺しゅうへんを安全あんぜんな区域くいきに設定せっていするための協議きょうぎを前進ぜんしんさせたい意向いこうを示しめしました。

ウクライナ軍事ぐんじ専門せんもん家か「事故じこではなく攻撃こうげき」

クリミア半島くりみあはんとうとロシア側がわをつなぐ橋はしで爆発ばくはつが起おきたことについて、ウクライナの軍事ぐんじ専門せんもん家かオレクサンドル・ムシエンコ氏しは8日にち、NHKのオンライン取材しゅざいに応おうじ「事故じこではなく意図いとを持もった攻撃こうげきだ」と指摘してきしました。

そのうえで「数すう週間しゅうかんのうちにウクライナ側がわによるものだとわかるだろう」と述のべ、爆発ばくはつはウクライナ側がわによる攻撃こうげきの可能かのう性せいが高たかいとの認識にんしきを示しめしました。

さらにムシエンコ氏しは「橋はしはロシア側がわからクリミア半島くりみあはんとうへの主要しゅような補給ほきゅう路ろであり意味合いみあいは極きわめて大おおきい。今後こんご、ロシア側がわの動うごきはにぶるだろう」と述のべ、ロシア側がわの戦術せんじゅつに大おおきな影響えいきょうが出でると分析ぶんせきしています。