韓国軍は、
北朝鮮が14
日未明に
短距離弾道ミサイル1
発の
発射や
砲撃を
行ったのに
続き、14
日午後には
南東部のカンウォン(
江原)
道から
日本海に
向けておよそ90
発、
南西部の
ファンヘ(
黄海)
南道から
朝鮮半島西側の
黄海に
向けておよそ300
発を
砲撃したと
発表しました。
このうち14日午後に行った砲撃について北朝鮮軍の総参謀部は、15日、国営の朝鮮中央通信を通じて報道官声明を発表し、カンウォン道の前方の地域で韓国側の砲撃の動きが捉えられたとして「ロケット砲による警告射撃を行った」と明らかにしました。
声明では「敵の挑発策動に改めて明確な警告を送ることが目的だ」と主張したうえで「南の軍は無謀な挑発行動を即時に中断すべきだ」と強調しています。
一方「わが軍は朝鮮半島の軍事的緊張を激化させる敵のいかなる挑発策動も絶対に黙って見過ごさず、圧倒的な軍事的対応措置を講じていく」と韓国を威嚇しました。
韓国軍は、17日からアメリカ軍も一部参加する形で定例の野外機動訓練を行う予定で、北朝鮮が強く反発することが予想されるため警戒を強めています。