パリ
郊外で
開かれている
ヨーロッパ最大規模の
食品見本市の
一角では
寄港地の
特産品などを
紹介するブースが
設けられました。
フランスでも使われることが多くなってきたという昆布やかつお節のほか、うどんや日本酒、焼酎などが並べられ、各国の食品業界の関係者が試食や試飲をしながら、加工のしかたなどについて質問していました。
ベルギーの食品販売店の経営者は「オーガニックの食品を販売していますが、日本の食品の需要は高まっていると感じます」と話していました。
また、パリ市内では各地域の観光地としての魅力を発信するイベントも開かれ、自治体などが地元の伝統工芸品や食文化を紹介していました。
日本へのツアーを企画する旅行会社の女性は「多くのフランス人が日本の各地域の景色や独自の工芸品、それに食に関心を持っています」と話し、日本への入国規制の大幅緩和で人の往来が活発化することに期待を示しました。