EU=
ヨーロッパ連合からの
離脱の
是非が
最大の
争点になったイギリスの
総選挙は
日本時間の13
日午前7時に
投票が
締め切られ、
公共放送BBCは
出口調査に
基づく予測として、
離脱の
実現を
公約に
掲げる与党・
保守党が
議席を
大幅に
伸ばして
過半数を
獲得する
見通しだと
伝えました。
保守党が
過半数の
議席を
獲得すれば、ジョンソン
首相が
訴えてきた
来年1月の
離脱に
道筋がつくことになります。イギリスの
総選挙の
投票は12
日、
全国650の
選挙区で
投票が
終了し、
現在、
開票作業が
進められています。
投票の
終了と
同時に、
メディア各社は
出口調査の
結果に
基づく各党の
獲得議席の
予測を
伝えました。
BBCは議会下院の650議席のうち、来年1月のEU離脱を公約に掲げる与党・保守党が選挙前の298議席から大幅に増やして368議席を獲得すると予測し、過半数を獲得する見通しだとしています。
保守党はサッチャー首相が率いて臨んだ1987年の総選挙で376議席を獲得しており、予測どおりとなれば、この時以来最大の獲得議席となります。
一方、EUとの再交渉や国民投票の実施を公約にする最大野党・労働党は選挙前の243議席より大きく減らして191議席にとどまるとしています。予測どおりとなれば労働党が200議席を割り込むのは84年ぶりで歴史的な大敗となります。
また、EU残留を訴えるスコットランド民族党は55議席、自由民主党は13議席と予測しています。保守党が過半数を得た場合、議会でEU離脱に向けた法案が承認される見通しとなり、ジョンソン首相が訴えてきた来年1月の離脱に道筋がつくことになります。
BBCによりますと、これまでの開票の結果、日本時間の午前8時50分現在で保守党が1議席、労働党が2議席、獲得しています。スコットランド民族党と自由民主党の獲得議席はまだありません。
イギリスの総選挙はこのあと開票作業が順調に進めば、日本時間の午後にはほとんどの選挙区で結果が判明する見込みです。
来年1月の離脱に道筋がつくことに
保守党が過半数を得た場合、議会でEU離脱に向けた法案が承認される見通しとなり、ジョンソン首相が訴えてきた来年1月の離脱に道筋がつくことになります。
イギリスの総選挙はこのあと開票作業が順調に進めば、日本時間の13日午後には大勢が判明する見通しです。