11
日投票が
行われた
台湾の
総統選挙で、
中国への
対抗姿勢を
示す蔡
英文総統が
過去最多の
得票で
再選されました。
今後、
中国と
どのように
向き合って
いくかが
焦点と
なる中、蔡
総統は、「
平和と
対等な
立場で
互いの
違いに
対処できれば、
いつでも対話に
臨みたい」と
述べて、
中国に
対等な
立場での
対話を
求めました。
台湾で、11
日投票が
行われた
総統選挙で、
中国への
対抗姿勢を
示す現職の
与党・
民進党の蔡
英文総統が、
過去最多と
なる800
万を
超える票を
獲得して
再選されました。
蔡総統は11日夜、記者会見を行い、「今回の選挙結果は、台湾の人々が主権と民主的で自由な生活を守りたいという価値観を示したものだ」と述べました。
そのうえで、蔡政権が発足してから中国との公的な対話が行われていないことについて、「双方の対話と協議が再開できることを望む。北京の当局が台湾の民意を尊重し、その存在を直視して、平和と対等な立場で互いの違いに対処できれば、いつでも対話と協議に臨みたい」と述べ、中国に対等な立場での対話を求めました。
蔡総統としては、過去最多の得票という民意の後押しを受けて中国に対話の再開を促した形で、今後、中国がこうした呼びかけにどう応えるのか注目されます。