マレーシアでの
国際大会のあと
交通事故にあい、
現地で
入院していたバドミントン
男子、
世界ランキング
1位の
桃田賢斗選手が
日本時間の15
日午前11
時すぎ、
首都クアラルンプールの
空港を
出発しました。15
日夕方にも
帰国する
予定です。
桃田選手はマレーシアで
開かれていた
国際大会を
終えて13
日朝、
空港に
向かう途中、
乗っていた
車が
高速道路で
トラックに
追突し、
全身を
強く
打ったほか顔を
切るなどのけがをしました。
桃田選手は現地の病院に入院し、全身のMRIなどの検査を受けていましたが、医師の許可がおりたとして15日帰国することになり、日本時間の午前9時すぎ、首都クアラルンプールの空港に到着しました。
桃田選手は黒い帽子をかぶり、サングラスにマスクを着用していて、自分で車を降りて、空港内を移動するための電動の車に乗り換えました。そして、時折、周りの様子を確認しながらしっかりとした足取りで、日本行きの便の搭乗口に入りました。
桃田選手が乗った便は日本時間の午前11時すぎ、クアラルンプールを出発し、15日夕方、成田空港に到着する予定です。
日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は桃田選手について、帰国後改めて精密検査を受けさせたうえで、およそ2か月後の全英オープンで復帰できるよう、サポートしていきたいという考えを示しています。