相模原市の
知的障害者施設で
入所者19
人が
殺害された
事件の
裁判で24
日から
被告人質問が
行われます。
被告の
弁護士は
大麻を
使用したことによる
精神障害の
影響で
責任能力はなかったとして
無罪を
主張していて、
被告自身が
どのように
説明するのか
注目されます。
相模原市の
知的障害者施設「
津久井やまゆり
園」の
元職員、
植松聖被告(30)は
平成28
年7
月、
入所者19
人を
殺害した
などとして
殺人などの
罪に
問われています。
裁判は今月8日から始まり、被告は殺害などについて認めています。争点は被告の責任能力の有無で、検察は責任能力があったと主張しているのに対し、弁護士は大麻を使用したことによる精神障害の影響で責任能力はなかったとして無罪を主張していて、24日から被告人質問が行われます。
被告は今月14日に接見したNHKの記者に対し、「大麻でおかしくなったと言われるのは拒否します。弁護士にはそういった主張は迷惑だと伝えました」などと話していて、法廷で被告自身がどのように説明するのか注目されます。
また被告はこれまで障害者に対する差別的な主張を繰り返してきました。その背景などについて何を語るのかも注目されます。