日本相撲協会は、
小結の
阿炎が
4日行われたSNSの
危険性などについて
学ぶ研修のあと、「
寝ていて
聞いていない」などと
不適切な
発言をしたとして、
5日、
阿炎に対し
厳重に
注意しました。
阿炎は
去年、SNSに
不適切な
動画を
投稿して
協会から
厳重に
注意され、
研修は、
この問題が
発端となって
行われていました。
阿炎は
去年11
月、
粘着テープなどで
縛られた
力士の
お互いの
様子を
撮影した
動画をSNSに
投稿する、
不適切な
行為をして
日本相撲協会から
厳重に
注意を
受けていました。
この問題を受けて相撲協会は当面の間、力士個人のSNSへの投稿を禁止するとともに4日、すべての協会員を対象に研修を行い、SNSの危険性などを説明しました。
研修のあと阿炎は報道陣の取材に対し「爆睡していた。寝ていて聞いていない」などと発言していました。
相撲協会は、こうした阿炎の言動が不適切だとして5日師匠の錣山親方と阿炎を呼び出し、コンプライアンス部長を務める鏡山親方が改めて厳重に注意しました。
相撲協会の広報部長を務める芝田山親方は「そもそも本人がSNSで流したところから問題が始まっている。1人の言動が残りの協会員900人みんなに迷惑をかける。関取、成人として情けない。改めて厳しく教育していく」と話していました。