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日未明、
栃木県真岡市の
アパートで、20
代とみられる
男女が
血を
流して
倒れているのが
見つかり、
その後、
死亡しました。
警察は
現場の
状況などから
男性が
女性を
刺したあと、
自殺を
図った
疑いが
あるとみて
詳しいいきさつを
調べています。11
日午前1時ごろ、
栃木県真岡市八木岡の
アパートの
1室で、20
代とみられる
男女が
血を
流して
倒れているのが
見つかりました。
女性の体には複数の刺し傷があり、男性の胸には包丁が刺さった状態だったということで、2人は病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、この部屋を契約している別の20代の女性がパトロール中の警察官に「友人と連絡が取れない。元交際相手に危害を加えられるかもしれない」などと伝え、アパートに駆けつけたところ2人が倒れていたということです。
通報した女性はこの部屋で交際相手と暮らしていましたが、最近別れて部屋を出て、10日夜は荷物を取りに友人の女性と一緒に近くまで来て、友人だけが部屋に向かったということです。
警察は現場の状況などから通報した女性の元交際相手が部屋を訪ねた友人とトラブルになって刺したあと、自殺を図った疑いがあるとみて、詳しいいきさつを調べています。
アパートの住人「女性の『助けて』という声聞こえた」
現場のアパートに住む70代の男性は「午前1時前に上の階からけんかをしているような声と女性の『助けて』という声が聞こえたあと静かになりました。そのあと携帯が2回くらい鳴ったのが聞こえましたが、誰も出なかったと思う。現場の部屋の住人とは顔を合わせるとあいさつする程度でした。警察が来て事件が起きたと知って驚きました」と話していました。