九州と
本州を
結ぶJR九州の
関門鉄道トンネルが15
日、
開業から77
年の
喜寿を
迎え、
北九州市内の
2つの
駅で
記念切符の
販売が
始まりました。
関門鉄道トンネルは、九州と本州を結ぶ全長3.6キロ余りの普通列車や貨物列車が通る世界初の海底トンネルで、上り線と下り線のうち昭和17年に開業した下り線は、15日、開業から77年の喜寿を迎えました。
これを記念して、JR九州はトンネルに近い、いずれも北九州市門司区にある門司駅と門司港駅で15日から記念切符の販売を始めました。
このうち門司駅には、販売開始前から30人余りが並び、15日午前5時半に販売が始まると、トンネル内の写真などがデザインされた台紙に入った記念切符を購入していました。
記念切符は、門司駅から下関駅までと、門司港駅から下関駅までの片道切符がセットになった770円で、門司駅と門司港駅の2つの駅で、合わせて2000セットが限定で販売されます。
門司駅で先頭で並んで裏に「0001」のナンバーが入った記念切符を購入した福岡県岡垣町の40代の男性は「午前1時から並びました。この切符は大事に取っておきたいと思います」と話していました。