日本新聞: 中京大中京が初優勝明治神宮大会高校の部

中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょうが初はつ優勝ゆうしょう明治めいじ神宮じんぐう大会たいかい高校こうこうの部ぶ

Nov 20, 2019 16:11

Furigana

野球やきゅうの明治めいじ神宮じんぐう大会たいかいは20日にち、決勝けっしょうが行おこなわれ、高校こうこうの部ぶは、愛知あいちの中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょう高校こうこうが群馬ぐんまの高崎たかさき健康けんこう福祉ふくし大だい高崎たかさき高校こうこうに４よん対たい３さんで競り勝せりかって、初はつ優勝ゆうしょうを果はたしました。高校こうこうの部ぶの決勝けっしょうは、共ともに初はつ優勝ゆうしょうを目指めざす愛知あいちの中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょうと、群馬ぐんまの健けん大だい高崎たかさきの顔合かおあわせとなりました。

中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょうは、１いち点てんを追おう３さん回かいに、相手あいてのエラーの間まに同点どうてんとしたあと、３さん番ばんの中山なかやま礼あや都と選手せんしゅが勝ち越かちこしのタイムリースリーベース、さらに４よん番ばんの印しるし出で太一たいち選手せんしゅもタイムリーを打うって、この回かい３さん点てんを挙あげて、４よん対たい２にと逆転ぎゃくてんしました。

４よん回かいに健けん大だい高崎たかさきに１いち点てん差さに迫せまられましたが、６ろく回かいから登板とうばんしたプロ注目ちゅうもくのエース、高橋たかはし宏ひろし斗と投手とうしゅがヒットを１いち本ほんも許ゆるさない好投こうとうで、４よんイニングを無む失点しってんに抑おさえ、４よん対たい３さんで逃にげきって、初はつ優勝ゆうしょうを果はたしました。

この優勝ゆうしょうで、来年らいねん春はるのセンバツ高校こうこう野球やきゅうの「神宮じんぐう大会たいかい枠わく」は、中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょうが所属しょぞくする東海とうかい地区ちくに与あたえられます。

中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょう高橋たかはし監督かんとく「チーム全員ぜんいんが成長せいちょう」

初はつ優勝ゆうしょうした中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょう高校こうこうの高橋たかはし源一郎げんいちろう監督かんとくは、「接戦せっせんを勝かつなど、大会たいかいを通をとおしてチーム全員ぜんいんが成長せいちょうしてくれた。まだまだレベルアップしないといけないのでもう一度もういちどしっかり頭あたまの中なかを整理せいりしてプレッシャーを切り替きりかえて出直でなおしたい」と、春はるのセンバツ高校こうこう野球やきゅうに向むけて気持きもちを引き締ひきしめていました。

中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょう高橋たかはし投手とうしゅ「バットの芯しんを外はずせた」

６ろく回かいから登板とうばんしヒットを１いち本ほんも許ゆるさなかった中京ちゅうきょう大だい中京ちゅうきょう高校こうこうのエース、高橋たかはし宏ひろし斗と投手とうしゅは「ストレートはもうひとつだったので、低ひくめに投なげて打うたせて取とるピッチングを心こころがけた。ことしの夏なつ以降いこうから新あたらしく練習れんしゅうしたカットボールで、うまくバットの芯しんを外はずすことができた」と話はなしていました。