大阪の
小学6年生の
女の子を
栃木県の
自宅に
誘拐したとして35
歳の
男が
逮捕された
事件で、
女の子が「
男に
拳銃の
弾のようなものを
見せられ
怖くて
逃げられなかった」と
話していることが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
自宅の
捜索で
実際に
弾のようなものが
見つかり、
警察は
逃げられないよう
脅していたとみて
監禁の
疑いでも
捜査しています。
大阪・
住吉区の
小学6年生の
女の子(12)は、
今月17
日に
行方不明になっていましたが、23
日、
栃木県小山市内の
交番で
無事保護されました。
警察はSNSを通じて知り合った女の子を誘い出し、小山市の自宅に連れ去ったとして、自称派遣社員の伊藤仁士容疑者(35)を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました。調べに対して容疑を否認しているということです。
女の子は保護された後、警察に「拳銃の弾のようなものを見せられて脅された。男はずっと家にいて怖くて逃げられなかった。持っていたスマートフォンも靴も取り上げられていた」などと話していることが捜査関係者への取材で分かりました。
また、警察が24日伊藤容疑者の自宅を捜索した結果、実際に弾のようなものや通信に必要なSIMカードが抜かれた女の子のスマートフォンが見つかったということです。
警察は逃げられないよう女の子を脅していたとみて監禁の疑いでも捜査しています。