女子ゴルフの
国内ツアーの
今シーズン最終戦は、
宮崎市で
最終ラウンドが
行われ、
賞金ランキング
トップの
鈴木愛選手が
5位となり、
2年ぶり
2回目の
賞金女王に
輝きました。
賞金ランキング
3位からの
逆転を
目指した
渋野日向子選手は
2位に
入りましたが、
鈴木選手に
届きませんでした。
上位3人に
絞られた
賞金女王争いで
トップの
鈴木選手は12
位からスタートし、
前半で
1つスコアを
伸ばすと、
後半に
4つのバーディーを
奪って
一気に
順位を
上げました。
最後の18
番はボギーをたたきましたが、
今大会苦しんでいたパットがきょうは
よく決まってバーディー
6つ、ボギー
2つで
通算5アンダーとして
後の
組の
渋野選手の
結果を
待ちました。
首位と2打差の3位でスタートした渋野選手は、逆転にはこの大会で単独2位に入ることが最低条件でしたが、前半はチャンスでパットが決まらず、すべてパーでスコアを伸ばせませんでした。
得意の後半で、12番パー3の第1打をピンそばにつけてきょう最初のバーディーを奪うと13番も連続バーディーとし、最終18番もバーディーで締めくくって、バーディー3つ、ボギー1つで通算7アンダーとしました。
21歳の渋野選手は古江彩佳選手と並んで2位に入りましたが、逆転の条件は満たせず史上最年少での賞金女王はなりませんでした。鈴木選手は5位で、逃げきって2年ぶり2回目の賞金女王に輝きました。
2位からスタートした韓国のペ・ソンウ選手がスコアを5つ伸ばして通算11アンダーで今シーズン2勝目をあげ、賞金女王の可能性を残していた韓国のシン・ジエ選手は、通算4アンダーで7位でした。