前線の
影響で
関東甲信地方は
大気の
状態が
不安定になり、
局地的に
激しい雨が
降りました。
沿岸部や
伊豆諸島を
中心に
2日夜遅くにかけて
大気の
不安定な
状態が
続く見込みで、
気象庁は
落雷や
竜巻などの
激しい突風に
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、低気圧からのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、関東甲信は大気の状態が不安定になっています。
2日昼すぎには神奈川県を中心に雨雲が発達し、藤沢市辻堂で午後2時すぎまでの1時間に35.5ミリの激しい雨を観測したほか、横浜市では午後2時半ごろまでの1時間に27.5ミリの強い雨が降りました。
前線は2日夜遅くにかけて関東甲信を通過し、東の海上に抜ける予想で、沿岸部や伊豆諸島を中心に、このあとも大気の不安定な状態が続く見込みです。
気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風に十分に注意し、急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物の中に入るなど、安全を確保するよう呼びかけています。
大型トラックが横倒し 強風の影響か
横浜市鶴見区の大黒ふ頭ではコンテナを積んだ大型トラックが横倒しになる被害が出ていて、横浜市は強風の影響とみて確認を進めています。
横浜市を含む神奈川県東部では午後2時20分ごろからおよそ2時間「竜巻注意情報」が出されていました。
また気象台によりますと、横浜市では午後2時15分に15.9メートルの最大瞬間風速を観測していました。