岸田きしだ首相しゅしょう 閣僚かくりょう交代こうたい 「実行じっこう力りょく 答弁とうべん力りょく 即そく戦力せんりょく」自民じみん人事じんじ年内ねんないに

自民党じみんとう幹部かんぶ人事じんじ 「年内ねんない 適切てきせつなタイミングで」

この中なかで、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、自民党じみんとう幹部かんぶの人事じんじをめぐり「きょう、萩生田はぎうだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう、世よ耕こう参議院さんぎいん幹事かんじ長ちょう、高木たかぎ国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうから辞意じいを示しめされたところだ。国政こくせいの推進すいしんに支障ししょうがないよう、年内ねんないの適切てきせつなタイミングで人事じんじを行おこないたい」と述のべました。

「調整ちょうせい力りょく 実行じっこう力りょく 答弁とうべん力りょく 即そく戦力せんりょく」

その上うえで「来月らいげつには通常つうじょう国会こっかいで予算よさん案あんや法案ほうあんの審議しんぎが始はじまり、来年らいねんは外交がいこう、経済けいざい、社会しゃかいともに日本にっぽんにとって正念場しょうねんばを迎むかえる。こういった状況じょうきょうを考かんがえるとき、今回こんかいの人事じんじにあたって、調整ちょうせい力りょく、実行じっこう力りょく、答弁とうべん力りょくなどを備そなえた即そく戦力せんりょくを選えらばなければならないという考かんがえのもと人事じんじを行おこなった」と述のべました。

政治せいじ資金しきん問題もんだい 「実態じったい把握はあくし 原因げんいんと課題かだいを抽出ちゅうしゅつ」

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、一連いちれんの派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーをめぐる問題もんだいの再発さいはつ防止ぼうし策さくについて「各かく政策せいさく集団しゅうだんの会計かいけいのあり方ありかたは、政策せいさく集団しゅうだんによって事情じじょうはさまざまだ。実態じったいを把握はあくし、原因げんいんと課題かだいを抽出ちゅうしゅつしていかなければならない。私わたし自身じしん、党とう所属しょぞくの国会こっかい議員ぎいんとひざ詰ひざづめで議論ぎろんしていきたい。その上うえで全容ぜんようや原因げんいん、課題かだいを踏ふまえてどういった形かたちで対策たいさくをまとめるのか判断はんだんしていきたい」と述のべました。

萩生田はぎうだ政調せいちょう会長かいちょうに「責任せきにん持もって対応たいおうしてほしい」と指示しじ

そして「党とう役員やくいんの人事じんじだが、萩生田はぎうだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは、いま、予算よさん、税制ぜいせい、まさに大詰おおづめを迎むかえているので責任せきにんを持もって対応たいおうしてほしいと指示しじした。こうした中なかで、具体ぐたい的てきな後任こうにんなどの人事じんじが決きまると考かんがえている。ほかの役員やくいんも政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうの対応たいおうも踏ふまえて年内ねんないの適切てきせつな時期じきに判断はんだんされると思おもう」と述のべました。

「予定よていどおり人事じんじ行おこなえた」

また、記者きしゃ団だんから「閣僚かくりょう起用きようへの打診だしんを断ことわられたという情報じょうほうもあるが」と事実じじつ関係かんけいを問とわれたのに対にたいし「人事じんじについては年末ねんまつの大変たいへん重要じゅうような時期じきに国政こくせいに遅滞ちたいを生しょうじないようにということでスピード感かんを持もって取り組とりくんだ。陣容じんようも含ふくめ予定よていどおり人事じんじを行おこなえたと思おもっている」と述のべました。

「一いち人にん一いち人にんの意向いこうや事情じじょうを勘案かんあん」

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、安倍あべ派はの政務せいむ三さん役やくのみを交代こうたいさせた理由りゆうを問とわれ「所属しょぞくする政策せいさく集団しゅうだんがどこかということではなく、一いち人にん一いち人にんの意向いこうや事情じじょうを勘案かんあんした上うえで判断はんだんをした。事実じじつ、安倍あべ派はでも政務せいむ官かんは大だい部分ぶぶん、留任りゅうにんしてもらった。今後こんごも個別こべつの政策せいさく集団しゅうだんの立場たちばがどうだというのではなく、党とう全体ぜんたいが一致いっち結束けっそくすることが重要じゅうようだ」と述のべました。

派閥はばつ離脱りだつ「各かく政治せいじ家かが適切てきせつに判断はんだん」

また、記者きしゃ団だんから林はやし官房かんぼう長官ちょうかんに岸田きしだ派はの離脱りだつを求もとめる考かんがえはないか問とわれ「私わたし自身じしんは自民党じみんとう総裁そうさいとして党とうの信頼しんらい回復かいふくの先頭せんとうに立たつ覚悟かくごを示しめすために政策せいさく集団しゅうだんから離はなれた。今後こんご、おのおのの政治せいじ家かが信頼しんらい回復かいふくにどう取り組とりくむのか、どう判断はんだんすべきなのか、全容ぜんようや原因げんいん、課題かだいを踏ふまえながら適切てきせつに判断はんだんしていく」と述のべました。