ASEAN=
東南アジア諸国連合関連の
首脳会議などに
出席するため、
安倍総理大臣は14
日午前、
最初の
訪問国シンガポールに
向けて
出発しました。
出発に
先立って、
安倍総理大臣は
会議にあわせて
行う、ロシアのプーチン
大統領との
首脳会談について、
北方領土問題を
必ず解決するという
強い思いで
じっくりと
話し合い、
平和条約交渉を
前進させて
いく決意だと
強調しました。
安倍総理大臣は14
日から
5日間の
日程で、シンガポール、オーストラリア、パプアニューギニアを
訪問し、
ASEAN=
東南アジア諸国連合関連の
首脳会議などに
出席することにしており、14
日午前8時半ごろ、
最初の
訪問国シンガポールに
向けて
出発しました。
これに先立って、安倍総理大臣は羽田空港で記者団に対し「一堂に会した首脳たちに対し、北朝鮮問題や自由で開かれたインド太平洋の実現、自由で公正なルールに基づく経済秩序の強化などで、わが国の立場をしっかりと訴え、議論をリードしていきたい」と述べました。
また、安倍総理大臣は14日夜に予定しているロシアのプーチン大統領との首脳会談について、「70年以上解決されてこなかった平和条約の問題について、私とプーチン大統領との手で『この問題を必ず解決をしていく』との強い思いのもと、じっくりと話し合い、交渉をしっかりと前進させていく決意だ」と述べました。
安倍総理大臣はシンガポールでの日程を終えたあと、今月16日にはオーストラリア北部のダーウィンを訪れ、ことし8月に就任したモリソン首相との首脳会談に臨むほか、17日には南太平洋のパプアニューギニアに移動し、太平洋を囲む21の国と地域が参加するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席することにしています。