臨時国会の
閉会を
受けて
安倍総理大臣は
10日夜記者会見し、
最大の
焦点となった
外国人材の
受け入れを
拡大するための
法律について、
必要性を
強調したうえで、
技能実習制度を
含め、
制度の
運用に
万全を
期す
考えを
示しました。
この中で
安倍総理大臣は、
臨時国会で
最大の
焦点となった
外国人材の
受け入れを
拡大するための
法律について、「
全国的な
人手不足の
中、
優秀な
外国人材に
もっと日本で
活躍してもらうために
必要だ」と
述べ、
新たな
制度の
必要性を
強調しました。
そのうえで、「直ちにしっかりとした運用体制を構築する。受け入れる人数には明確に上限を設け、期間を限定する。いわゆる移民政策ではなく、国会での議論も十分に踏まえ、技能実習制度を含め、今後、制度の運用に万全を期していく」と述べました。
また、安倍総理大臣は、来年度予算案の編成について、「景気への懸念を払拭し、経済の回復基調を持続させ、新しい成長軌道を生み出すために万全な対策を盛り込む。十二分の消費税対策を講じながら、来年10月からの幼児教育の無償化を実現し、未来を担う子どもたちへしっかりと投資していく」と述べました。
そして、最後に、「来年は平成のその先の時代に向かって新しい日本を切り開く1年だ。次の時代を担う子どもたちのために、新たな時代の日本を切りひらいていく。引き続きその先頭に立つ決意だ」と述べ、政権運営を担う決意を強調しました。