2日未明、
新潟県佐渡市で
住宅から
火が
出て
燃え広がり、
およそ7時間たってようやく
消し止められましたが、
近くの
住宅や
店舗合わせて15
棟が
焼けました。
火元の
住宅にいた
家族3人が
死亡し、
警察と
消防が
出火の
原因を
調べています。
2日午前4時前、
佐渡市両津夷に
ある池田弘平さん(75)の
住宅から
火が
出ている、と
消防に
通報が
相次ぎました。
火は周囲の建物に次々と燃え広がり、およそ7時間後にようやく消し止められましたが、住宅や店舗合わせて15棟が焼けました。
この火事で、火元となった住宅の池田さんと妻の慶子さん(73)、帰省していた次男の聡さん(45)の3人が搬送先の病院で死亡しました。
当時、池田さんの家にはほかに帰省中の長男の家族3人がいましたが、いずれも無事だったほか、火が燃え広がった周辺の住宅でけがをした人はいませんでした。
近所の人の話によりますと、池田さんは日頃、車いすで生活していた妻の慶子さんの介護をしていたということで、警察と消防が当時の詳しい状況や火が出た原因を調べています。
現場は佐渡市の両津港に近い住宅や店が密集している地域で、付近では去年2月にも住宅など10棟以上が焼ける火事が起きています。