Japanese News: ＡＩ清掃ロボット病院や工場などで活用広がる

ＡえいＩあい清掃せいそうロボット病院びょういんや工場こうじょうなどで活用かつよう広ひろがる

Jan 21, 2019 07:01

Furigana

人手ひとで不足ふそくなどを背景はいけいにさまざまな分野ぶんやでＡえいＩあい＝人工じんこう知能ちのうが導入どうにゅうされる中なか、埼玉さいたま県けんの病院びょういんや工場こうじょうなどではＡえいＩあいを使つかった清掃せいそうロボットの活用かつようが広ひろがっています。このうち、埼玉さいたま県けん日高ひだか市しにある大学だいがく病院びょういんでは、去年きょねん４月しがつから自動じどう走行そうこうで病棟びょうとうの床ゆかなどを掃除そうじする４よん台だいのロボットが稼働かどうしています。

高たかさ80センチのロボットの前方ぜんぽうにはカメラが取り付とりつけられ、この画像がぞうをもとに近ちかくにいる子こどもや高齢こうれい者しゃなどの動うごきや状態じょうたいをＡＩが識別しきべつします。そして、危険きけんだと判断はんだんすれば、ロボットを即座そくざに停止ていしさせ、病院びょういん内ないでの安全あんぜんを確保かくほする仕組しくみです。

清掃せいそう業界ぎょうかいでも深刻しんこくな人手ひとで不足ふそくが続つづく中なか、この病院びょういんではロボットの導入どうにゅうに伴ともない、27人にんいた清掃せいそう員いんを、これまでに５ご人にん減へらすことができたということです。

このロボットは埼玉さいたま県内けんないの工場こうじょうや大学だいがくなど20か所かしょで稼働かどうしているということで、この仕組しくみを開発かいはつした清掃せいそう会社かいしゃ、「ビコー」の志村しむら章あきら太ふとしさんは、「ＡえいＩあいを活用かつようして業務ぎょうむ用ようの清掃せいそうロボットを安全あんぜんに使用しようできる環境かんきょうを整ととのえ、さらなる普及ふきゅうにつなげたい」と話はなしています。