일본어 뉴스: 厚労省不適切調査集計し直した結果を公表

厚あつ労ろう省しょう不適切ふてきせつ調査ちょうさ集計しゅうけいし直なおした結果けっかを公表こうひょう

Jan 23, 2019 09:01

Furigana

賃金ちんぎんや労働ろうどう時間じかんに関にかんする厚生こうせい労働ろうどう省しょうの調査ちょうさが不適切ふてきせつに行おこなわれていた問題もんだいで、過去かこの調査ちょうさを集計しゅうけいし直なおした結果けっかが公表こうひょうされました。しかし、不適切ふてきせつな調査ちょうさが始はじまった平成へいせい16年ねんからの８はち年間ねんかんについては資料しりょうが残のこっていないため再さい集計しゅうけいできず、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「統計とうけいを適切てきせつに提供ていきょうする責務せきむを果はたせず申し訳もうしわけない」と謝罪しゃざいしました。賃金ちんぎんや労働ろうどう時間じかんに関にかんする厚生こうせい労働ろうどう省しょうの毎月まいつき勤労きんろう統計とうけい調査ちょうさは、大だい規模きぼな事業じぎょう所しょのすべてを調査ちょうさ対象たいしょうとするべきなのに、東京とうきょう都内とないでは平成へいせい16年ねん以降いこう、一部いちぶの事業じぎょう所しょしか調しらべていませんでした。

この問題もんだいで、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、詳くわしい資料しりょうが残のこっている平成へいせい24年ねん以降いこうの調査ちょうさについて、必要ひつような統計とうけい的てき処理しょりを行おこなって集計しゅうけいし直なおした結果けっかを公表こうひょうしました。

それによりますと、平成へいせい24年ねん1月つきから去年きょねん11月つきまでの１いち人にん当あたりの毎月まいつきの給与きゅうよ総額そうがくは、これまでの額がくと比くらべて0.2％から1.2％高たかくなりました。

また、前まえの年としの同おなじ時期じきと比くらべた伸のび率りつも、ほとんどの月つきでこれまでの数値すうちと異ことなる結果けっかとなりました。

このうち、去年きょねん６月ろくがつは、これまで前まえの年としを3.3％上回うわまわり、21年ねん５ごか月かげつぶりの大おおきな伸のび率りつとされていましたが、集計しゅうけいし直なおした結果けっか、0.5ポイント少すくない2.8％の伸のびとなりました。

一方いっぽう、不適切ふてきせつな調査ちょうさが始はじまった平成へいせい16年ねんから23年ねんまでの８はち年間ねんかんについては、一部いちぶの資料しりょうが廃棄はいきされて残のこっていないため再さい集計しゅうけいできなくなっています。

このため、それ以降いこうの調査ちょうさ結果けっかとの比較ひかくができなくなり、国くにの主要しゅような統計とうけい調査ちょうさとしては異例いれいの事態じたいとなっています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうの瀧たき原はら章夫あきお統計とうけい管理かんり官かんは23日にち午前ごぜんの記者きしゃ会見かいけんで「長期ちょうきの賃金ちんぎんの統計とうけいを適切てきせつに提供ていきょうしていくのが国くにの責務せきむであるのに、これを果はたせず大変たいへん申し訳もうしわけない」と謝罪しゃざいしました。