南半球にあって
今が
真夏の
南米アルゼンチンでは、
日系人や
地元の
人たち
およそ5000
人が
参加して
恒例の
盆踊り
大会が
開かれ、
参加者たちは
一つの
輪になって
日本伝統の
踊りを
楽しみました。
盆踊り
大会は、アルゼンチンの
日本人会が
首都ブエノスアイレス
近郊のホセセパス
市で
毎年開いています。
26日に開かれたことしの盆踊り大会には、日系人や現地の人たち5000人余りが集まりました。参加者は「河内おとこ節」や日本の人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の主題歌などに合わせて、会場に設けられたやぐらの周りを輪になって踊りました。
アルゼンチンの盆踊りは、ゆったりとした動きの日本の踊りとは違い、激しい動きが特徴です。浴衣や思い思いの衣装を着たアルゼンチンの若者が体を激しく動かしながら踊ると、観客から大きな拍手が沸き起こっていました。
盆踊り大会に参加した地元の34歳の女性は「毎年来ますが、踊るたびに日本のことが好きになります。来年もまた来たいです」と話していました。
盆踊り大会はもともと日系人の交流を目的に始められましたが、今では参加者の8割以上が日系人以外になり、地元の名物行事になっています。