千葉県野田市で
小学4年生の
女の子が
自宅で
死亡し、
傷害の
疑いで
両親が
逮捕された
事件で、
このうち4日に
逮捕された
母親が「
夫に『
外に
出すな』と
言われて
娘を
1か月ほど
外出させていなかった」と
供述していることが、
捜査関係者への
取材で
分かりました。
千葉県野田市の
小学4年生、
栗原心愛さん(10)が
自宅で
死亡しているのが
見つかった
事件では、
父親の
栗原勇一郎容疑者(41)が
先月、
傷害の
疑いで
逮捕されたのに
続き、
当時自宅にいた
母親のなぎさ
容疑者(31)も
暴行を
止めなかったとして、
4日に
傷害の
疑いで
逮捕されました。
警察は5日午前、なぎさ容疑者の身柄を検察庁に送りました。
心愛さんが通っていた小学校によりますと、先月、勇一郎容疑者から「娘は家族と沖縄にいるので1月いっぱい休ませる」と連絡があり、心愛さんは先月1度も登校していませんでした。
捜査関係者によりますと、なぎさ容疑者は調べに対し、「夫に『外に出すな』と言われて娘を1か月ほど外出させていなかった。娘は夫から繰り返し暴力を受けていた」などと供述しているということです。
警察は2人が周囲に虐待が発覚することをおそれて、心愛さんを外出させていなかったとみて詳しいいきさつを調べています。