東京メトロは、雨がたくさん降ったときなどに、地下鉄の入り口から地下に水が入らないように直す工事を行っています。そのうち、東京にある茅場町駅の入り口の1つで、工事が終わりました。
近くの大きな川から水があふれた場合、この地下鉄の入り口には2m以上の高さまで水がくると考えられています。このため東京メトロは、入り口の壁や天井を厚さ2.4cmのとても強いガラスで作りました。
そして、開けたり閉めたりできる鉄のドアを階段の上に作りました。これを閉めると、地下に水が入らないようにすることができます。
東京メトロは、1.5m以上の高さまで水がくる可能性がある大手町駅や有楽町駅などでも工事をします。2022年度までに、32の駅で114の入り口を直す予定です。