昔ユーゴスラビアだったコソボでは、約20年前に国の中で激しい戦いがありました。この戦いで、コソボフィルハーモニー交響楽団では、楽器が壊れて足りなくなって、近くの国のオーケストラから楽器を借りていました。
このため、日本の政府はバイオリンやフルートなど、約90の楽器を贈りました。
コソボフィルハーモニー交響楽団は、日本からもらった楽器を使って、12日に首都のプリシュティナでコンサートを行いました。
このオーケストラの指揮者をしている柳澤寿男さんが指揮をして、サン・サーンスやチャイコフスキーなどの曲を演奏しました。お客さんは美しい演奏を楽しんでいました。