中国の香港では、中国が決めた香港の政府のトップを選ぶ選挙のやり方に反対して、学生などが3週間以上街の大きな道に座り続けています。中国が決めたやり方では、民主的な考えの人が選挙に出ることができないためです。
21日の夜、香港の政府と学生の団体から5人ずつ出席して、初めて話し合いました。
学生側は、中国が決めた選挙のやり方をやめるように言いました。そして、香港の人が賛成したら、誰でも選挙に出ることができるやり方にしてほしいと言いました。
香港の政府側は「香港は独立した国ではない」と言って、中国が決めたやり方をやめることはできないと強く言いました。
話し合いのあと、学生側は「この話し合いで何かが変わるかどうかわからない」などと言っていて、大勢で道に座ることをすぐにはやめないつもりです。