ことし7月、オランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空の飛行機がウクライナの東で撃たれて落ちて、298人が亡くなりました。原因はまだわかりません。
アメリカやEUの国は、親ロシア派(=ロシアに考え方が近い人たち)が撃った可能性が高いと言っています。ロシアは「関係していない」と言っています。
原因を調べているオランダの安全委員会は16日、落ちた飛行機の破片を集め始めたと発表しました。
落ちた場所の周りでは、今まで時々ウクライナの軍と親ロシア派が戦っていました。このため、飛行機の破片を集めるのは初めてです。しかし、飛行機の破片はいろいろな場所に広く落ちているため、全部集めることは難しそうです。