「あんこう」は茨城県などで取れる魚で、冬に鍋などの料理でおいしく食べます。16日、茨城県大洗町で「あんこう祭」がありました。
「あんこう祭」は、大洗町などがあんこうをもっと知ってもらうために毎年開いている祭りです。ことしも大勢の人が集まりました。
会場では「吊し切り」というあんこうの特別な切り方を紹介しました。約19kgの大きなあんこうを頭を上にしてつるしたまま、包丁を使って上手に皮を取って、きもなど7つの部分に分けました。集まった人たちはすばらしい技術に驚いていました。
会場では、あんこうの切り身をきもや野菜などと煮た「あんこう汁」を1杯100円で売っていました。「あんこう汁」を食べた男性は「味が濃いきもなどがとてもおいしかったです」と話していました。