일본어 뉴스: 岸田首相 “ロシア軍事侵攻による食糧危機貢献のあり方検討”

岸田きしだ首相しゅしょう “ロシア軍事ぐんじ侵攻しんこうによる食糧しょくりょう危機きき貢献こうけんのあり方ありかた検討けんとう”

May 31, 2022 11:05

Furigana

ウクライナ情勢じょうせいをめぐり、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいで、ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこうによって世界せかいの食糧しょくりょうの安定あんてい供給きょうきゅうが阻害そがいされ人道じんどう上じょうの危機ききが生しょうじているとして、現地げんちの状況じょうきょうを注視ちゅうししながらどのような貢献こうけんが可能かのうか検討けんとうする考かんがえを示しめしました。

補正ほせい予算よさん案あんは午後ごごも質疑しつぎが行おこなわれ、委員いいん会かいでの採決さいけつを経へて夕方ゆうがたの参議院さんぎいん本ほん会議かいぎで可決かけつ・成立せいりつする見通みとおしです。

国会こっかいでは、参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいで今年度こんねんどの補正ほせい予算よさん案あんの2日にち目めの質疑しつぎが行おこなわれています。

▼公明党こうめいとうの伊藤いとう孝江たかえ氏しはウクライナ情勢じょうせいをめぐり「ウクライナは小麦こむぎやトウモロコシなどの輸出ゆしゅつ大国たいこくだが、ロシアによる海上かいじょう封鎖ふうさで、アフリカなどの発展はってん途上とじょう国こくでは深刻しんこくな食糧しょくりょう不足ふそくが懸念けねんされている。人道じんどう上じょうの立場たちばから、今後こんご、ウクライナでの船舶せんぱくの交通こうつうを確保かくほするため、日本にっぽん政府せいふとして尽力じんりょくすべきではないか」と求もとめました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「ロシアによる侵略しんりゃくはウクライナの食料しょくりょう生産せいさんや流通りゅうつうに重大じゅうだいな支障ししょうを生しょうじさせ、世界せかいの人々ひとびとへの食糧しょくりょうの安定あんてい供給きょうきゅうを阻害そがいし、人道じんどう上じょうの危機ききも生うんでいる。海上かいじょう輸送ゆそうについては、陸上りくじょう輸送ゆそうも含ふくめてヨーロッパ諸国しょこくでいろいろな議論ぎろんが行おこなわれている。なかなか現実げんじつは厳きびしいようだが、ヨーロッパや現地げんちでのさまざまな取り組とりくみを注視ちゅうししたうえで、わが国わがくにとしての貢献こうけんのあり方ありかたを考かんがえたい」と述のべました。

▼国民こくみん民主みんしゅ党とうの伊藤いとう孝恵たかえ氏しは新型しんがたコロナ対策たいさくでのマスクの着用ちゃくようをめぐり「先週せんしゅう末まつは各地かくちで最高さいこう気温きおんが35度ど以上いじょうの猛暑もうしょ日びとなり、環境省かんきょうしょうと気象庁きしょうちょうが『熱中ねっちゅう症しょう警戒けいかいアラート』を出だすほどだったが、皆みながマスクを着用ちゃくようして歩あるいていた。屋外おくがいでは距離きょりが十分じゅうぶんな場合ばあいなどはマスク着用ちゃくようが不要ふようだという政府せいふの発信はっしんが国民こくみんに届とどいているとは言いいがたい」とただしました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「いまは平時へいじへの移行いこう時期じきで、最大限さいだいげんの警戒けいかいをしながら経済けいざい社会しゃかい活動かつどうをできるだけ取り戻とりもどす努力どりょくをしている。基本きほん的てきな感染かんせん対策たいさくとしてマスクの着用ちゃくようは引き続ひきつづき重要じゅうようだと認識にんしきしているが、国民こくみんの中なかに混乱こんらんや不安ふあんがあるならば、政府せいふの考え方かんがえかたをより明確めいかくに説明せつめいする努力どりょくは続つづけていかなければならない」と述のべました。

また、▼新型しんがたコロナの影響えいきょうを受うけた人ひとたちへの支援しえんをめぐり、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは来月らいげつ末まつが期限きげんとなる◇事業じぎょう主ぬしに対にたいする雇用こよう調整ちょうせい助成じょせい金きんの特例とくれい措置そちと◇休校きゅうこうとなった場合ばあいなどに保護ほご者しゃが有給ゆうきゅう休暇きゅうかを取得しゅとくしやすくするための助成じょせい金きんについて、いずれも延長えんちょうする方向ほうこうで調整ちょうせいし、速すみやかに公表こうひょうする方針ほうしんを示しめしました。