일본어 뉴스: 新型コロナマスクの着用どうすれば？熱中症対策は…？

新型しんがたコロナマスクの着用ちゃくようどうすれば？熱中ねっちゅう症しょう対策たいさくは…？

May 30, 2022 20:05

Furigana

新型しんがたコロナ対策たいさくでのマスクの着用ちゃくよう。しかしここ数すう日にちは気温きおんの高たかい日ひが続つづき、暑あつさや息苦いきぐるしさを感かんじることもあります。

屋外おくがいでは周まわりの人ひととの距離きょりが確保かくほできる場合ばあいや、距離きょりがとれなくても会話かいわがほとんどない場合ばあいは着用ちゃくようの必要ひつようはないなどとする政府せいふの考え方かんがえかたが示しめされました。

気温きおんが上あがる中なか、熱中ねっちゅう症しょうに気きをつけながらマスクをどううまく活用かつようすればいいのでしょうか？

街まち行いく人ひとは…

ことし初はじめて猛暑もうしょ日びとなったところがあるなど広ひろい範囲はんいで気温きおんが高たかくなった29日にち、東京とうきょうの都心としんでは日にち中ちゅうの最高さいこう気温きおんが31.2度どまで上あがりました。東京とうきょう銀座ぎんざで撮影さつえいした映像えいぞうでは、街まち行いく人ひとのほとんどがマスクを着用ちゃくようしたままなのが分わかります。

ネット上じょうでは…

気温きおんが高たかい日ひが続つづく中なかでマスクの付つけ外はずしをどうするのか、ネット上じょうの声こえです。

「めちゃくちゃ暑あついから外そとでマスク外はずした

　マスク蒸むれるから外はずさないと顔かおすぐほてるわ」

「場所ばしょや行動こうどうで考かんがえた方ほうがいいと思おもう

　運動うんどうする人ひとは外はずした方ほうがいいよ

　酸さん欠けつなるし熱中ねっちゅう症しょうの危険きけんもある」

「道行みちゆく人ひとたちはみんな着用ちゃくようしているしやはり外はずしづらい」

専門せんもん家か「場面ばめんに応おうじて判断はんだんすることが重要じゅうよう」

専門せんもん家かは「熱中ねっちゅう症しょう対策たいさくに限かぎらずマスクを外はずすかどうか場面ばめんに応おうじて判断はんだんすることが重要じゅうようだ」と指摘してきしています。

●「マスク着用ちゃくようだけで熱中ねっちゅう症しょうリスクが著いちじるしく上あがるとは考かんがえにくい」

WHO＝世界せかい保健ほけん機関きかんで熱中ねっちゅう症しょうなどのリスクについての検討けんとうにも関かかわっている名古屋なごや工業こうぎょう大学だいがくの平田ひらた晃あきら正せい教授きょうじゅによりますと、これまでの研究けんきゅうではマスクを着用ちゃくようした状態じょうたいと着用ちゃくようしていない状態じょうたいで体温たいおんを比くらべるとマスク周辺しゅうへん以外いがいではほとんど変化へんかがなく、体からだの深部しんぶ温度おんどについても0.06度どから0.08度どの上昇じょうしょうにとどまり、熱中ねっちゅう症しょうリスクの目安めやすとされる1度どの上昇じょうしょうまでは至いたっていなかったということです。

平田ひらた教授きょうじゅは「マスクを着用ちゃくようしただけで熱中ねっちゅう症しょうのリスクが著いちじるしく上あがるとは考かんがえにくいが、マスクを着用ちゃくようして強つよめの運動うんどうをした場合ばあいなどには熱中ねっちゅう症しょうのリスクにつながるかもしない」と指摘してきしました。

●幼おさない子こども詳くわしいデータなどがないため十じゅう分ふん注意ちゅうい

また幼おさない子こどもではマスクと熱中ねっちゅう症しょうの関係かんけいについて詳くわしい実験じっけんデータなどがないため、国くにの呼よびかけなどを参考さんこうに熱中ねっちゅう症しょうに十分じゅうぶん注意ちゅういする必要ひつようがあるということです。

●これからの時期じき “ふだんから注意ちゅういが必要ひつよう”

一方いっぽう、平田ひらた教授きょうじゅは気温きおんや湿度しつどが高たかくなるこれからの時期じきはふだんから熱中ねっちゅう症しょうへの注意ちゅういが必要ひつようだとしたうえで「マスクを着用ちゃくようすることでのどの渇かわきに気きがつきにくくなり、水分すいぶん補給ほきゅうの回数かいすうが減へってしまうおそれがある。熱中ねっちゅう症しょうは体温たいおんの上昇じょうしょうと脱水だっすいで起おこるとされるので、水分すいぶん補給ほきゅうが減へって脱水だっすい症状しょうじょうに近ちかい状態じょうたいになると熱中ねっちゅう症しょうのリスクは高たかまる。意識いしき的てきに水分すいぶんをとってほしい」と話はなしていました。

●今後こんごの考え方かんがえかた「外はずすかどうか場面ばめんに応おうじて判断はんだんすることが重要じゅうよう」

今後こんごのマスク着用ちゃくようの考え方かんがえかたについては「熱中ねっちゅう症しょう対策たいさくにかぎらず人ひととの距離きょりが離はなれていてばマスクを外はずしてもいいし、感染かんせんのリスクが高たかい場面ばめんではマスクはしっかり着用ちゃくようしたほうがいい。マスクを外はずすかどうか場面ばめんに応おうじて判断はんだんすることが重要じゅうようだ」と話はなしていました。

マスク着用ちゃくようの考え方かんがえかた

改あらためてマスクの着用ちゃくように関にかんする政府せいふの考え方かんがえかたをまとめます。

＜屋外おくがい＞距離きょりとれるか会話かいわなし「必要ひつようなし」

政府せいふは今月こんげつ23日にち、新型しんがたコロナ対策たいさくの基本きほん的てき対処たいしょ方針ほうしんを変更へんこうし、屋外おくがいでは周まわりの人ひとと距離きょりがとれる場合ばあいや距離きょりがとれなくても会話かいわをほとんど行おこなわない場合ばあいには着用ちゃくようの必要ひつようはなく、特とくに夏場なつばは熱中ねっちゅう症しょう予防よぼうの観点かんてんから外はずすことを推奨すいしょうする考え方かんがえかたを盛り込もりこみました。