佐々木投手は、4月に史上最年少で完全試合を達成するなど、今シーズンここまで、リーグトップにならぶ5勝をあげ、防御率は1.33の好成績を残していて、3日夜は、プロ3年目で初めて、巨人戦に先発しました。
佐々木投手は1回、1アウト二塁のピンチで、巨人の3番・吉川尚輝選手、4番・岡本和真選手からいずれもフォークボールで空振り三振を奪って無失点で切り抜けました。
しかし2回、先頭の5番・ポランコ選手に、ライトフェンス直撃のスリーベースヒットを打たれ、続く6番・増田陸選手のツーベースヒットで先制を許しました。
さらに3回には、1アウト二塁から4番・岡本選手に、浮いたフォークボールを捉えられ、16号ツーラーンホームランを打たれました。
佐々木投手は今シーズン10試合目の登板で、初めてホームランを打たれました。
3日の佐々木投手はシュート回転する球が多く、変化球も高めに浮くなどコンロールにも苦しみ、4回と5回にも1点ずつ失い、5回を投げ、ヒット8本を打たれ、プロ入り後、自己ワーストの5失点で、今シーズン初黒星を喫しました。
佐々木投手は、試合後、取材に応じ「結果どおり、良いバッターが多い中で、失投が多かったなと思いました。全体的に配球だったり、コントロールミスだったり、守備でもミスをしましたし、いろいろと次に向けて、修正しないといけないと思ったので、次、頑張ります」と話していました。