日本新聞: 大谷翔平 6月は4勝【試合後の一問一答】「集中力保てている」

大谷おおや翔しょう平たいら 6月つきは4勝しょう【試合しあい後ごの一いち問もん一いち答とう】「集中しゅうちゅう力りょく保たもてている」

Jun 30, 2022 16:06

Furigana

大リーグだいり-ぐ、エンジェルスの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅが29日にちのホワイトソックス戦せんで11個この三振さんしんを奪うばって6回かい途中とちゅうを無む失点しってんに抑おさえ、今こんシーズン7勝しょう目めをあげました。

6月つきは月間げっかんで4勝しょうをあげる活躍かつやくでした。

7勝しょう目めをあげた試合しあい後ごに大谷おおや選手せんしゅが日にち米べいのメディアの取材しゅざいに答こたえた一いち問もん一いち答とうです。

Q.この1か月かげつ、投打とうだにすばらしいが、何なにかつかんだものがあるのか。

A.つかんだということはない。バッティングに関にかんしてはいい打席だせきが増ふえているなと感かんじるし、投なげ心地ごこちも悪わるくない。数字すうじ以上いじょうに何なにか違ちがうことはないかなと思おもう。

Q.6回かい途中とちゅうでマウンドを降おりたのは、球たま数すう的てきに納得なっとくしているか。

A.しっかり6回かいは投なげきりたかったが、なかなかしぶとい打線だせんだった。いい打線だせんだし、球たま数すうがちょっと多おおかったかなと思おもう。

Q.打席だせきで腰こしを気きにする場面ばめんがあった。

A.大丈夫だいじょうぶです。あす休やすみなので切り替きりかえて、またあさって頑張がんばりたいと思おもう。

Q.きょう、変化球へんかきゅうはどれくらい重要じゅうようだったか。

A.序盤じょばんはかなり機能きのうしていたと思おもう。途中とちゅうから（相手あいての）ケアがちょっと強つよくなったので、まっすぐをまた多おおめに切り替きりかえたり、状況じょうきょうを見みながらしっかり対応たいおうできた。

Q.162.5キロの球速きゅうそくをマークしたが、あのボールは思い切おもいきり投なげたのか。

A空振からぶりを取とるつもりで強つよめに投なげた。

Q.あれくらいの球速きゅうそくはいつでも出だせるものなのか。それとも状況じょうきょうによってか。

A.状況じょうきょう…。もちろん狙ねらって出だしているわけではないので。ここぞという場面ばめんで力ちからが入はいる、勝手かってにそうなると思おもう。

Q.ここ最近さいきんは連敗れんぱい中ちゅうの試合しあい、きょうもきのうも負まけた中なかでの試合しあいだった。

A.（ホワイトソックスとの3連戦れんせんで）カードを勝ち越かちこすかどうかはすごく重要じゅうようだと思おもうし、次つぎの月つきに進すすむにあたっても重要じゅうようなことかなとは思おもう。

Q.スライダーはいちばん気に入きにいっている球たま種しゅなのか。

A.どうですかね。カーブもかなり機能きのうしていたし、これ1つということではなくてバランス良よく投なげることで、いい球たま種しゅが特とくに目立めだってくると思おもう。

Q.6回かい、最後さいごの1人にんは投なげたかった？

A.最後さいごはそうですね。球たま数すうはかなりかさんでいたが投なげきるかどうかはかなり違ちがうところなので重要じゅうようなところだった。もう1人にん投なげられればいちばん良よかったかなと思おもう。

Q.交代こうたいは予想よそう外がいだった。

A.予想よそう外がいではなかった。もちろんブルペンで（リリーフ投手とうしゅが）作つくっているのは知しっていた。まあ我慢がまんして1人にん投なげさせてくれたというところでもあるかなとは思おもう。球たま数すうがかさんだ状態じょうたいを作つくってしまったゲームだった。

Q.6月つきを振り返ふりかえって。

A.疲づかれも出でるところかなと思おもうが、シーズンの中なかで試合しあいにいちばん慣なれている月つきかなと思おもうので。体からだの動うごき自体じたいも悪わるくないし、いい集中しゅうちゅう力りょくを毎まい試合しあい保たもてているかなと思おもう。

Q.投手とうしゅ交代こうたいについて6回かいにランナーを出だしたタイミングということも考かんがえたか。

A.まあポテンヒットで出でたランナーなので、流ながれ的てきにはあんまりよくない感かんじだった。しっかりバットに当あたらないところに投なげられればよかったが、なかなか（相手あいても）みんなしぶとい打席だせきも多おおかった。球たま数すうがかさんでしまったかなと思おもう。

Q.あそこで交代こうたいだと思おもったか。

A.いつ代かえてもいい状況じょうきょうかなとは思おもっていたが、自分じぶんの中なかでは投なげきるつもりでもちろん行いっている。あまりブルペンを気きにするということはもちろんないし、ある程度あるていど作つくっているなとか球たま数すうを調整ちょうせいするにあたってはそういうのは気きにするが。基本きほん的てきには自分じぶんで投なげきるつもりでマウンドには行おこなっているので、あまり気きにすることはないかなと思おもう。

Q.2試合しあい連続れんぞくでふた桁けた奪だつ三振さんしん。三振さんしんをとれている要因よういんは。

A.なんですかね。まあ各かく球たま種しゅ、もちろんストライクゾーンの中なかでしっかり勝負しょうぶできているというのもあるし、各かく打者だしゃの特徴とくちょうをとらえながらピッチングができているというのは大おおきいかなと思おもう。

Q.腰こしはバットが当あたって痛いたかったのか。それともひねったのか。

A.いや特とくには何なにもないですね、はい。

Q.チームを取り巻とりまく環境かんきょうがよくない中なかでのメンタリティーは。

A.いちばんは先制せんせい点てんをあげない。これに尽つきるかなと思おもう。

きょうは早はやい回かいで点てんを取とってくれていい流ながれで進すすむことができたので、そこからは追加ついか点てんを取とるまでしぶとく我慢がまんする。ランナーが出でてもしっかりとゼロでいければいいが、最少さいしょう失点しってんで行いくという。基本きほん的てきなこと。

Q.きつい感かんじはなかったか。

A.きついなと思おもってマウンドに行いくことはもちろんない。どういう状況じょうきょうでもやることは変かわらないし、先制せんせい点てんをやらないというのがまずやる仕事しごと。その中なかで長ながい回かいを投なげるのが先発せんぱつの仕事しごとなので、本来ほんらいは6回かいまで投なげきりたかったが、そこまでやって仕事しごとは完了かんりょうというところかなと思おもう。