馬場町長によりますと、
町役場に
設けた
献花台には
これまでに1400
余りの
花束が
手向けられ、
犠牲者に
別れを
惜しむ手紙や
行方不明者の
早期発見を
願うメッセージが
寄せられているということです。
インタビューで馬場町長は、事故の悲劇や教訓を風化させないため、亡くなった人たちを追悼し、安全を願う慰霊碑を町内に建てる考えを明らかにしました。
斜里町では、事故後、寄付が相次いだふるさと納税を財源に行方不明者の捜索活動や事故の再発防止に向けた安全対策のほか、慰霊事業などに充てるための基金を設置しています。
馬場町長は「この事故はまだ続いていて、忘れてはいけないということを伝えていかなければならない。亡くなった人を慰霊し、安全に対する思いを確認する場所や機会は必要だと思う。工事の期間を踏まえ、スケジュールを確認しながら準備を進めていきたい」と述べました。