タイで
禁止されている
商業目的の
代理出産を
仲介していたとして13
日、タイの
警察は
中国人とタイ
人の
男女9人を
逮捕したと
発表しました。
拠点として
利用していた
住宅には
生後まもない
赤ちゃんもいて、
警察が
事件の
詳しい経緯を
調べています。タイの
警察によりますと、
逮捕されたのは
中国人とタイ
人の
男女9人で、
中国人の
男らが
代理出産に
関わる
資金を
出し、タイ
人らが
代理母の
勧誘や
生まれた
子どもの
世話などを
担っていたということです。
また、拠点として利用していた首都バンコクの住宅などを警察が捜索したところ、生後4か月と生後22日の赤ちゃんが見つかり保護されました。
住宅には代理母の女性ら合わせて15人もいて、警察が事情を聴いています。
タイでは商業目的の代理出産は禁止されていて、女性たちはラオスやカンボジアで受精卵の移植を受けたあとタイや中国で出産し、1回の出産で日本円にしておよそ100万円から160万円を受け取っていたということです。
警察は「代理母は100人いたという情報もあり、少なくとも50人の赤ちゃんがタイ国外へ渡ったとみられる」としていて、逮捕した男らを取り調べるなど事件の詳しい経緯を調べています。