タイの
首都バンコクの
中心部で14
日、
男が
銃を
数十発、
発砲したうえ、
ビルに
立てこもりました。タイでは
先週末も、
陸軍の
兵士が
銃を
乱射し29
人が
死亡する
事件が
起きたばかりで、
相次ぐ
銃撃事件に
政府への
批判の
声が
上がっています。
現地時間の14
日未明バンコク
中心部に
ある店舗が
立ち並ぶ
地域でタイ
人の40
代の
男が
銃を
発砲し、
店舗などが
入るビルに
立てこもりました。
タイの警察がビルの周囲を取り囲んで説得にあたり、現地時間の午前10時半すぎ、男は建物の外に出てきたところで身柄を確保されました。
これまでにけが人はいないということです。
目撃者の話によりますと、ビルの周囲にいた人たちに向けて発砲したということで、警察の調べでは、合わせておよそ数十発に上るということです。
警察は男は仕事や家族との間で問題を抱えていたとしていて、事件の動機やいきさつを詳しく調べることにしています。
タイでは先週末、陸軍の兵士が銃を乱射し29人が死亡していて、相次ぐ銃撃事件にSNS上では「現政権では国が平和になっていない」といった投稿も出るなど政府への批判が上がっています。