新型コロナウイルスの
感染が
拡大する
中、
高野連=
日本高校野球連盟は19
日、
大阪 西区で
開かれた
理事会で
来月19
日に
開幕するセンバツ
高校野球について
協議し、
現時点では
大会を
予定どおり、
開催することを
確認しました。そのうえで、
来月4日に
開催するセンバツの
運営委員会などで
具体的な
予防対策について
検討することを
決めました。
理事会のあと取材に応じた高野連の小倉好正事務局長は「1か月後の開幕に向けて準備を進めている。ほかの競技の大会運営も参考にしたうえで今後の感染状況を見ながら最善の対策をとっていきたい」と話していました。
センバツ高校野球は来月19日に甲子園球場で開幕し、2日間の休養日を含めて13日間の日程で行われる予定です。
球数制限 具体的な運用方法決める
来月、甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球から導入されるピッチャーの球数制限について高野連は、雨でノーゲームになった試合の投球数もカウントすることなど具体的な運用方法を決めました。
高野連は去年11月に外部の専門家などによる有識者会議の答申を受け、ことしのセンバツから1人のピッチャーの投球数を1週間500球以内とする球数制限を導入することを決めました。
19日は大阪 西区で理事会を開き、球数制限の具体的な運用方法を決定し、「高校野球特別規則」に付け加えました。
このなかでは、試合前のメンバー交換時に両チームのピッチャーがそれまでの1週間で投げた球数を記したシートを配布して確認することや、500球に達したバッターの打席が終わるまで投げることができること、それに雨などでノーゲームになった試合の投球数もカウントすることなどが盛り込まれました。
また、ことしのセンバツでは投球をせずにバッターにフォアボールを与える「申告敬遠」も導入されることになっていて、19日の理事会では申告は伝令が行うことやカウントの途中からでも申告できること、それにバッターはいったん必ず打席に入ることなどが決まりました。