千葉県野田市で
小学4年生の
女の子を
虐待し
死亡させたとして
傷害致死などの
罪に
問われている
父親の
裁判に、
児童相談所の
担当者が
証人として
呼ばれ「
被告から
訴えると
言われ、
精神的に
追い詰められ
そうになった。
尊い命を
守れず、
本当に
後悔している」と
証言しました。
千葉県野田市の
栗原勇一郎被告(42)は
去年1月、
小学4年生だった
長女の
心愛さん(
当時10)に
冷水の
シャワーを
浴びせ
続けて
死亡させた
などとして、
傷害致死などの
罪に
問われています。
千葉地方裁判所で開かれた28日の裁判では、心愛さんを担当していた児童相談所の職員が証言し「心愛さんの様子を確認するため訪問した際に、被告から『訴える』と言われ、精神的に追い詰められそうになった。守られるべき尊い命を守れなくて本当に後悔している」と述べました。
また、被告からの暴力を心愛さんから打ち明けられた小学校の当時の担任教諭も法廷で証言し「心愛さんは『お父さんにたたかれた。頭や背中、首を蹴られた。いまも痛い』と泣きながら打ち明けていた。せっぱ詰まって伝えているようで、涙をポロポロ流していた」と述べました。
裁判は来週も開かれ、勇一郎被告の被告人質問などが行われることになっています。