일본어 뉴스: 子どもが「つまらない」親はどうする？新型コロナウイルス

子こどもが「つまらない」親おやはどうする？新型しんがたコロナウイルス

Mar 15, 2020 11:03

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせんが広ひろがる影響えいきょうで休校きゅうこう中ちゅうの子こどもたち、中なかにはストレスからつまらない、寂さびしいなどネガティブなことばを発はっする時ときがあり、専門せんもん家かは「子こどもが心こころにフタをしてしまわないよう保護ほご者しゃはことばを否定ひていせず共感きょうかんしてあげてほしい」と訴うったえています。

子こどものメンタルヘルスが専門せんもんの国立こくりつ成育せいいく医療いりょう研究けんきゅうセンターの田中たなか恭子きょうこ医師いしによりますと、休校きゅうこうで友達ともだちと過すごす時間じかんがなくなったり、楽たのしみにしていた行事ぎょうじが中止ちゅうしになったりしていることからいま子こどもがストレスを感かんじやすくなっていると言いいます。

目めに見みえる災害さいがいと違ちがってなぜこうした事態じたいになっているのか、子こどもの理解りかいも追おいつかない状況じょうきょうで、ストレスから「留守番るすばんばかりでさみしい」「毎日まいにちつまらない」といったネガティブなことばを発はっする時ときがあります。

その際さい、保護ほご者しゃが否定ひていすると心こころにフタをしてストレスが高たかまってしまうことから「そうだね、さみしいね」など共感きょうかんし気持きもちを受け止うけとめてあげてほしいと訴うったえています。

また頭あたまやおなかの痛いたみ、眠ねむれないなど体調たいちょうの変化へんかがでたり、攻撃こうげき的てきになったり、いつもよりおしゃべりになったりするなど不安ふあんやストレスに対にたいする防衛ぼうえい機能きのうが働はたらいて、ふだんと違ちがう様子ようすになることもあります。

１いち週間しゅうかんに１いち回かいでもよいので、食事しょくじや入浴にゅうよくなどの時間じかんに、子こどもが自分じぶんのことばで不安ふあんな気持きもちを伝つたえられる場ばを作つくってあげてほしいということです。

田中たなか医師いしは「つらい時期じきを親子おやこで一緒いっしょに乗り越のりこえようとしているいまは、子こどもが強つよくなれる機会きかいととらえることもできます。また保護ほご者しゃの方ほうにとっても負担ふたんの多おおい大変たいへんな時期じきですから、子こどもを気遣きづかいながらがんばっている自分じぶん自身じしんのこともほめてあげてください」と話はなしていました。