SNSの
利用が
きっかけで
犯罪の
被害に
遭った
子どもは、
去年1年間で2082
人とこれまで
最も多くなりました。
中学生と
高校生が
およそ9割を
占めていて、
警察などが
対策を
強化しています。
警察庁によりますと、SNSが
きっかけで
犯罪の
被害に
遭った18
歳未満の
子どもは
去年全国で2082
人で、
統計を
取り
始めた2008
年以降最も多くなりました。
このうち高校生が最も多く1044人で次いで、中学生が847人、小学生が72人となっています。
また、被害に遭った子どもが利用していたのは「ツイッター」が最も多く807人、次いで「ひま部」が307人、「インスタグラム」が120人などとなっています。
去年11月、大阪の小学6年生の女の子がツイッターで知り合った男に栃木県まで連れ去られるなど、誘拐などの重大な犯罪に巻き込まれるケースも相次いでいます。
警察は未成年者を誘い出すような書き込みに対して警告するメッセージを送る取り組みを進めるとともに、SNSの運営会社にも協力を求めて対策を強化しています。